中年ほどつきやすい背中の脂肪はもう「あきらめる」しかないのか。運動嫌いが習慣にすべきは「バスタオル」を使った「スワン」の動き!【家でできるマシンピラティス】
OTONA SALONE編集部内ではマシンピラティスブームが到来。運動が苦手、ジムやヨガも続かなかった40代、50代が半年以上も継続していて、体の変化を実感しているところです。私、ライター岩淵も万年運動不足から卒業できそうな気がしています。 マシンピラティスでの動きはコレ できるようになると欲が出てくるもの。もっと体を動かしたい、家でも同じ動きができないかなと思うように。そんなときに出会ったのが、大阪でピラティスのレッスンをしているEveさんです。タオルやストレッチポールを使ってマシンピラティスの動きを再現。「お家ピラティス」を発信しているInstagramはフォロワー数23万人超えと大人気! 小学生からシニアまで指導しているEveさん。幅広い世代の悩みに応えているだけあって、「それ、家でもやりたかった!」というマシンピラティスの動きをお家用にアレンジ。 我々40代、50代が抱えている体形悩みにもしっかりと応えてくれました。 今回は、デスクワークやスマホの見過ぎという習慣のせいで、年齢とともに脂肪で背中に厚みが出てしまう原因となる「猫背」、そして現代病、国民病といわれる「ストレートネック」を改善するストレッチです。悪化させないためにも前に出ている頭、首を元の位置に戻す動きを取り入れてください。マシンピラティスでは、「スワン」という動きがストレートネックや猫背の改善におすすめです。 凝り固まった背中がほぐれて心地いいので、ぜひトライしてください!
首が前に出たままで姿勢が固定されていませんか?
スマートフォンやパソコンは生活に欠かせないツールですが、操作するときの姿勢に気をつけないと、不調を招くもとに。仕事でパソコンを使う人なら1日5~6時間は、座っての作業になりますよね。腰が反っていたり、あごが前に突き出たり、猫背だったり、のけぞったり、足を組んだり……。悪い姿勢が形状記憶されて、骨や筋肉が正しい位置からズレてあちこちに負担をかけてしまいます。またこの姿勢により、背中がTHE中年らしく、厚みを増していく原因に。 寝るまで手放せない人も多いスマホにいたっては、小さな画面を覗き込む姿勢が首のカーブを失うもと。電車やカフェなどで他の人を観察してみてください。スマホを操作している姿勢は、顔が前に出てカメのようになっていませんか? あなたも同じ姿勢なんです。 首のカーブがなくなる症状をストレートネックと呼びます。現代病のひとつ。首だけでなく肩や背中に負担がかかり、血流が悪くなったり、頭痛やめまいを引き起こすことも。背骨のわきには自律神経が走っているので、首から背中がこっていると圧迫され、心身の不調が起こりやすくなります。 放っておくと、集中力の欠如、不眠、食欲不振などうつのような症状が出てきて、仕事や家事、育児にも支障をきたすかもしれません。 悪化させないためにも前に出ている頭、首を元の位置に戻す動きを取り入れてください。 マシンピラティスでは、「スワン」という動きがストレートネックや猫背の改善におすすめです。