どうなる?!熾烈なJ残留争い…横浜FC、仙台、大分のJ2降格決定で、残るは湘南、清水、徳島のうち1チームが降格
残留を争うチーム同士による最後の直接対決が大きなウエートを占める一方で、清水の立ち位置ははっきりしている。2試合連続ゴールを決めたFWチアゴ・サンタナが言う。 「徳島の結果もあるが、いまは自分たち次第。相手を気にせずに自分たちが次の試合、その次の試合で勝利すれば残留が決まる。自分たちだけを見ていきたい」 今シーズンの清水は勝利した次節で3分け4敗と一度も連勝がない。しかも次節は退団する槙野智章と宇賀神友弥、引退する阿部勇樹を最高の形で送り出そうと一丸になり、ベスト4に残る天皇杯へ向けてモチベーションも高まる浦和のホームに乗り込む。 2019年に始まる湘南と徳島の因縁に終止符が打たれるのか。そして、泥臭さを増した清水が今シーズン初の連勝をマークするのか。J1残留をめぐる三つ巴の争いを大きく左右する第37節の2試合は、ともに27日の午後2時に運命のキックオフを迎える。 (文責・藤江直人/スポーツライター)