【過剰人気馬を斬る!】デイリー杯2歳Sのオッズに疑問 適性内レースでの勝利よりも適性外レースでの勝利を評価すべし
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜京都11R・デイリー杯2歳S】
午前11時25分現在、ランフォーヴァウが単勝2・8倍で1番人気。舞台がほぼベストだった前走(京都芝内1400メートル)を完璧な立ち回りで初勝利。逆にいえば、ここへ向けて何もプラスになることはない。今回の手薄なメンバーなら上位人気になることに異議はないが、最上位の存在ではないだろう。 ダイシンラー(2番人気3・7倍)のほうが上とみる。重馬場の新馬戦(札幌芝1500メートル)を後方から差し切ったが、走法的に決して雨馬場が向くタイプではない。それを力だけでねじ伏せたという印象。良馬場でやれそうな今回は、前走以上の鮮やかな末脚を見せてくれるはずだ。
岡本 将孝