小池都知事が記者会見12月4日(全文2完)このところのグッドニュース
コロナのワクチン接種準備はいつ整える?
日本経済新聞:日本経済新聞、亀です。コロナのワクチン接種についてお伺いします。先日、法改正がなされまして、国の責任で財源というか、大方針は国が示されるわけですが、実施自体は自治体、もう都道府県、区市町村ということで、これは過去に全例がないぐらいの全住民対象になりますので、公衆衛生事業になると思うんですが、国とか区市町村であるとか、あるいはワクチンの卸さんであるとか、そういったところとの調整体制というか、準備態勢っていうのはいつごろ、どのように始められるのか、よろしくお願いいたします。 小池:このところのグッドニュースというと、やはりワクチンが実際に接種される状況が整いつつあるということであります。これまでゼロだったものが、もちろん安全性などの問題もありますけれども、ここからゼロから一気に1になることは非常に大きな変化であり前進だと受け止めております。 また予防接種の法律についても整備が行われているというのも、これも予防接種に備えての動きであり、私は場合によっては例のマイナス70度の冷蔵庫、冷凍庫をどうやって確保したらいいんだろうっていって、いろいろ冷蔵庫、冷凍庫業界も探そうとしていたのですが、それはいいと。それはちゃんと国のほうでやりますというような話でございました。 受け方をどうやっていくのかというのは、まさにこれからそういった面の専門家の先生方々が受け方などについて、またどれぐらいのスパンでこれから受けることが、受けないといけないのかとか、まだ分からないことたくさんありますけれども、国としっかり厚労省など必要なところと連携取りながら秩序立って、対策を練りながら進めていきたいと考えております。じゃあ最後。NHKさん。
Go To トラベル延長方針の受け止めを
NHK:すいません、NHKの成澤です。「Go To トラベル」についてお伺いしたいと思います。現在、都は17日まで65歳以上の高齢者には基礎疾患のある方に自粛をしてくださいと呼び掛けているんですけれども、そういった中で赤羽国土交通大臣が今日の閣議後会見で、観光需要の回復が遅れている中小企業や被災地に配慮するなど、段階的に制度を見直しながら、来年6月末を基本に、延長するという方針を示されたんですけれども、こういった方針を示されたことについて知事の受け止め、お聞かせいただけますでしょうか。 小池:そうですね、観光産業ということをつかさどっておられる赤羽大臣の立場だと思います。そういう中で「Go To トラベル」をさらに延長するということは、今回各地域で「Go To トラベル」を止めるという動きや自粛をお願いするという動きになっておりまして、それはある意味、事業者の方々へのメッセージとして、それはまだこの先も続きますよということで、1つの安心と、それから今、東京都とすれば12月17日までまず我慢してください。この間にご予定になっていた方々からすれば、あら困ったわという方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは皆さんで短期で集中して、この間、我慢していただいて、そしてコロナが落ち着いたときに、楽しくご旅行いただけるんですよというメッセージ、この2つのメッセージにつながってくるんだろうというふうに考えております。 Go To トラベルという国のキャンペーンが、安全・安心の下で行われると同時に、この経済効果といったことについても、いろいろと配慮をされているということだと思います。コロナの、特に人の出入り両方が大変大きな東京においては、その2つを考えながら、特に重症化を避けるという意味で、今回高齢者の方、もともと持病のある方々にはお控えをくださいというメッセージをお伝えするのも、コロナ、感染症の対策と、重症化させない対策と、経済の部分と、これを併せ持った形で進めていくということ、これを国の判断を仰いだ上で行っているということでございます。以上です。 記者:(不規則発言) 女性:本日の記者会見は終了いたしました。繰り返し申し上げます。本日の記者会見、終了いたしました。お静かにお願いいたします。記者会見は終了いたしました。記者会見終了いたしました。記者会見終了しております、ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見12月4日