小池都知事が記者会見12月4日(全文2完)このところのグッドニュース
パンダのシャンシャン、返還交渉の現状は
テレビ朝日:すみません、もう1点。上野動物園のシャンシャンについてなんですが、皆さん興味がすごい高くて、11月の下旬に当初は渡航日が決まる見通しと伺っていましたが、現在遅れている理由ですとか、今後返還に向けた進捗状況を教えてください。 小池:シャンシャンには、多くの皆さんが、今、予約制ではありますけれどもシャンシャンをまた、今のうちに見ておこうという方々もたくさんいらっしゃるかと思います。期限までの返還に向けての準備を今、進めておりますけれども、シャンシャンっていうのはパンダの保全と繁殖の推進という大きな役割を担っているために、これらの総合的な、こちら側としての対応を考えないといけないということと。 あと、中国側との交渉というか、準備をしてはおりますけれども、現時点ではこの調整状況についてお伝えするというのは、交渉事でございますのでお伝えすることはできない状況でございます。いずれにしましてもシャンシャンは皆さんと会っていただける状況は、今もできておりますので、予約の上、お越しいただければと思います。 テレビ朝日:ありがとうございます。
20~50代に呼びかけたいことは
フジテレビ:フジテレビです。2点お願いします。厚労省の専門家会議で20代から50代で県をまたいで移動する人が、他人に感染させている例が、ほかの年代よりも多いという指摘が出されているんですが、知事としてはこの指摘をどのように思われるかということと、また冒頭に全ての方々にっていう呼び掛けをなさっていましたけれど、20代から50代への対策ですとか呼び掛けがありましたらお願いします。 小池:今回、「Go To トラベル」については65歳以上ということ、既往症のある方ということで、そこにフォーカスを当てさせていただきました。一方、前から申し上げておりますように、できればできるだけ不要不急の外出はお控えくださいということで、これは全世代的に言えることでございます。 そしてまた時短の要請をお願いしているというのも、これも世代を限ったものでは基本的にございません。そういったことからも合わせ技ということで、全ての世代の皆さまに感染しない、感染させないということを徹底してこの間の短期集中でご協力をお願いしたいと、このように考えております。じゃあどうぞ。 フジテレビ:もう1点いいですか。すいません。もう1点が経産省が2030年代半ばにガソリン車の新車販売の禁止という目標を設定する方向で調整しているようなんですが、都としては2030年代半ばにガソリン車の新車販売禁止というのに向けて、何か取り組んでいかれることとか、知事として何かお考えがあればお願いします。 小池:これにつきましては、先日の所信表明の中にも、今、世界各国がこのガソリン車の取り扱いについてはかなり前倒しで100%の新車の販売は禁止であるとか、それらの発信をしているところでございます。また今回、バイデンさんが大統領に選ばれたということは、きのうのC40での会話でもそうでしたけれども、ロサンゼルスのガルセッティ市長が今、C40の会長でございます。 そういう意味ではこれから特にカルフォルニアなどその典型でありますけれども、より気候変動対策ということは、これはまさしくアクセルを踏んでいくんじゃないかということが想像されるわけであります。そういった意味で先日の所信表明で、私もガソリン車についての新車販売、2030年までに半分にということはもうすでに申し上げているところでございます。 それについて、さらに都として検討も重ね、そして気候変動もTime to Actということをきのう宣言もしているわけでありまして、これらについて、またさまざまな方法などについてお伝えすることができるかと思っています。