忘年会断りたいのに…「今年は家族の用事が」→「家族みんなでおいでよ」だと!? 言い訳ハンター部長が牙をむく
年の瀬が近づき、街は華やかなイルミネーションで輝き始め、オフィスでは「忘年会」の話題が盛り上がる季節です。しかし、楽しみにしている人ばかりではありません。神奈川県在住のAさん(40代)のように、忘年会が近づくたびに胃がキリキリと痛む思いを抱える人もいます。昨年、思いもよらない展開に苦しんだAさんは、今年こそはと断るための秘策を練っています。 【漫画】最後には「リモートで参加できるよね」とまで言われ…どうやったら断れるの?(全編を読む)
「家族の用事」そんな理由はもう通じない
Aさんは内向的な性格で人付き合いが得意ではありません。お酒も飲まない彼にとって、アルコールが飛び交い、ハイテンションが求められる忘年会は極めてストレスフルな場。仕事としての付き合いは割り切れるものの、オンとオフの境界線が曖昧な忘年会は、彼にとって「耐久戦」のようなものです。 昨年の忘年会前、Aさんは家で趣味のライブ配信の鑑賞を楽しむ時間を諦めきれませんでした。そこでライブ配信を「子どもと一緒に見ることを約束してしまった」「家族みんなで観る予定」と説明。ライブ配信鑑賞という「家族の用事」があることを理由に、忘年会の欠席を試みました。「家族第一」の価値観を重んじる会社だったので、こういった理由も問題なく受け入れられるだろうと考えていたのです。しかし、部長の返答は意外なものでした。 「じゃあ忘年会でそのライブをみんなで観ようか」 突然の提案にAさんは言葉を失いました。何とか「その日は家族みんなで観る予定なので」「家族もみんなで見るのを楽しみにしています」と切り返すと、部長はさらに予想外の追い打ちをかけてきました。 「それなら奥さんや子どもも連れてきていいよ。家族みんなで一緒に見よう」「そうだそうだ!今年は家族同伴の忘年会にしよう」 ただでさえ人付き合いが苦手なAさんにとって、家族ぐるみの忘年会なんて考えたくもありません。 結局、「家族の用事」を別日に調整したことを伝え、やむなく1人で忘年会に参加することに。周囲の盛り上がる声を背に、Aさんは心の中で「来年こそは必ず断る方法を見つける」と固く誓ったのでした。