お正月のごちそうで気になるメニュー「妊娠中、これは食べても大丈夫?」【産婦人科医・管理栄養士監修】
おしるこ・ぜんざい
●注意ポイント/高カロリー ●食べるなら/1 杯まで。おもちなら1 個、白玉なら5 ~ 6 個まで とくに、おもちや白玉だんごの量に注意。あんこは砂糖をたくさん使っているので、糖質過多にならないように気をつけて。おなかいっぱい食べるのは控えましょう。
栗きんとん
●注意ポイント/高カロリー ●食べるなら/デザートとして1~2口程度 栗きんとんは砂糖をたくさん使っていて、食べすぎには注意が必要です。デザートの位置づけで、少量をつまむ程度にするか、手作りして砂糖を控えめに。
黒豆
●注意ポイント/高カロリー ●食べるなら/糖分はかなり高め。1 ~ 2口程度に おせちの黒豆は砂糖を多く使っていて、糖分がとても高い上、黒豆自体もカロリーは高め。少量にとどめておかないと、すぐにカロリーオーバーになります。
甘酒
●注意ポイント/アルコール ●飲むなら/原料が米こうじのものを1 日1杯程度 酒かすが原料の甘酒は、アルコール成分を含むので避けましょう。米こうじが原料のものを選ぶように注意して。糖度が高いので、1 日1 杯程度が目安です。
日本酒・おとそ
●注意ポイント/アルコール ●飲むなら/ノンアルコールにするか口をつける程度に 日本酒にもノンアルコールのものがあります。おとそは、みりんと日本酒で造られています。縁起物ではありますが、妊娠中なので遠慮するのがベターです。 監修/佐藤雄一先生(産婦人科医)、水出恵子さん(管理栄養士) 取材・文/たまひよONLINE編集部 妊娠中の年末年始は、大晦日もお正月も、おなかの赤ちゃんと過ごすスペシャルイベントですね。妊婦だからと何でもあきらめる必要はないので、注意ポイントをしっかり押さえて、楽しく過ごしましょう!
佐藤雄一先生(さとうゆういち)
PROFILE 産科婦人科舘出張 佐藤病院院長 群馬県高崎市の歴史ある産婦人科医院。女性の生涯にわたる専門病院として、各年代における心と体の変化をサポートしています。
産科婦人科舘出張 佐藤病院
群馬県高崎市の産科婦人科舘出張 佐藤病院参考/日本人の食事摂取基準(2025年版)日本食品標準成分表2020年版(八訂) ●掲載している情報は2024年12月現在のものです。
たまひよ ONLINE編集部