お正月のごちそうで気になるメニュー「妊娠中、これは食べても大丈夫?」【産婦人科医・管理栄養士監修】
大晦日~お正月に 食べがちな注意メニュー
年末年始の食事は、年越しそばやおせち料理など、いつもの食事より塩分が高めになりがち。 気をつけたいメニューが多いので、チェックして上手に食べましょう。
まぐろ・金目鯛・めかじき
●注意ポイント/水銀 ●食べるなら/1 週間に1 回80gまで(ミナミマグロは週2 回まで) 大型の回遊魚は水銀を多く含むため、たくさん食べるのはNG。胎児は水銀を排出できないので、母体の過剰摂取は胎児の中枢神経に影響を及ぼす恐れあり。
刺し身・すし
●注意ポイント/生もの、水銀 ●食べるなら/新鮮なものを週に1 回程度 妊娠中、生魚は避けたほうが無難ですが、食べるなら鮮度のいいものを選び、食べすぎないようにして。まぐろなど、水銀を多く含むネタには注意が必要です。
刺し身・すし
●注意ポイント/生もの、水銀 ●食べるなら/新鮮なものを週に1 回程度 妊娠中、生魚は避けたほうが無難ですが、食べるなら鮮度のいいものを選び、食べすぎないようにして。まぐろなど、水銀を多く含むネタには注意が必要です。
しめさば
●注意ポイント/生もの ●食べるなら/新鮮なものを週に1 回か加熱したものにして 青魚は水銀量が低く、通常量を食べても問題ありません。ただ、酢でしめても殺菌作用はないので、新鮮なものを週に1 回程度か、加熱して食べて。
イクラ・明太子
●注意ポイント/生もの、塩分 ●食べるなら/新鮮なものを1口程度に どちらも生で食べると、リステリア菌への感染が心配な食材。明太子は加熱して食べたほうが◎。また、塩分も多いので、食べすぎにも注意が必要。
かにみそ
●注意ポイント/生もの、その他 ●食べるなら/週に1度1口程度まで 甲殻類の内臓には、有害金属のカドミウムが多く含まれている恐れがあります。ほかにも、ダイオキシンなど汚染物質も含まれている場合があるので、少量に。
おでん
●注意ポイント/高カロリー、塩分 ●食べるなら/野菜を多めに練りものは少量が◎ 練り製品は、塩分やカロリーが高く、添加物も気になるので、食べすぎには注意。大根やしらたきは食物繊維が多く含まれているので、妊娠中にもおすすめ。