「夏休みの懺悔」子どもを怒ってばかりで自己嫌悪…疲れ果てた父が記した「娘のいいところ」に共感も予想を裏切る結末が
長い夏休み、子どもが家にいる時間が増え、気づけば怒ってばかりだった…という親御さんも多いのでは。疲れ果てたこの夏の「育児漂流生活」をグッドスリープさ(@goodsleep7416)が漫画に綴ってSNSで投稿したところ、「泣いた」「めちゃくちゃ共感」と多くの反響がありました。 【漫画】「読んだら涙で前が見えない」育児疲れの日々を綴った作品…その「予想外」の結末
■怒られてばかりの娘が持つ「優しさライセンス」 日々の育児に疲れ果てたグッドスリープさん。特に小学2年生の三女・ぴかるちゃんにはここ最近、声を荒げない日はなかったと言います。自己嫌悪に陥り精神的にまいってしまったので、三女の「いいところ」だけをあえて書き出してみることに。
たとえばある日、グッドスリープさんがお風呂からあがると「お父さんのうれしいこと…考えてみた」と、ぴかるちゃんがバスタオルを用意してくれていました。その気づかいと優しさがうれしくて、抱きしめてお礼を伝えると、その日から必ずバスタオルを用意してくれるようになったそう。 また別の日。終わった後に片づけないことを理由にダメだと言われていた工作を「どうしてもやりたい!」と泣きわめくぴかるちゃん。作ったのは、その日が誕生日だった弟・ぼーるくん(5歳)への誕生日プレゼントでした。
ほかにもひいおばあちゃんの体調を気づかったり、寝ている父親に毛布を掛けてくれたりする優しいぴかるちゃん。その様子を思い出しながら、グッドスリープさんは娘を「優しさライセンス保持者」と表現。叱られて泣きながら眠りにつく娘の顔を見つめながら「本当は褒めて褒めて褒めまくりたい」と思うのでした。
■怒りたくないのに…親たちが抱える苦悩 子どもを愛おしく思う気持ちと、叱りすぎてしまうことへの葛藤が描かれたこの漫画には「わかりすぎて泣けた」「うちのことかと思った」など共感するコメントが寄せられました。褒めたいのに、怒りたくないのに、どうしていいやら…というお母さんは少なくありません。
「怒りたくはないんですよね…。けれど、このまま育ってほしくないと思う部分は叱っています。三女のことでいうと、人のものを勝手に使う、片づけをしないなどで注意することが多いです。親のものや姉たちのものを出してしまうことがあって。ご家庭によって考え方は違うので、そのぐらいなら、という意見もあると思います。でも、やめて欲しいと伝えたことができない、ルールを守れない子に育ってほしくないという思いがあります。本当に家が汚いんですよ(笑)」