2023年 欧州でリコールの多かった自動車ブランド 20選 1車種で「9件」発生も
4:オペル - 11車種で21件
シトロエンと同じソフトウェア・エラーが、兄弟ブランドであるオペルにも影響を与えた。オペルでは、アストラL(2021~2022年)、コンボ(2020~2022年)、コルサ(2021~2022年)、グランドランドX(2020~2022年、写真)、モッカ(2020~2022年)、モバノ(2021~2022年)、ヴィヴァーロ(2020~2022年)、ザフィーラ(2020~2022年)が対象となった。
3:BMW - 20車種で21件
BMWの多数の車種でエアバッグの不具合に関する大規模なリコールが発生した。対象車種は1シリーズ(2003~2015年)、1シリーズ(2012~2014年)、2シリーズ(2022~2023年)、3シリーズ(2003~2015年)、4シリーズ(2014年)、5シリーズ(2012~2014年)、6シリーズ(2012~2014年)、iX(2021~2023年)、iX1(2022~2023年)、 M2(2014年)、M3(2012~2014年)、M4(2014年)、X1(2009~2015年、2012~2014年、2020~2023年)、X3(2003~2015年)、X4(2014年)、X5(2023年)、X6(2006~2014年、2012~2014年、2023年)、X7(2023年、写真)、XM(2023年)。
2:プジョー - 13車種で27件
シトロエン、オペルと同様、兄弟ブランドのプジョーもソフトウェア・エラーにより以下の車種でリコールがあった。208(2020~2022年)、301(2020~2022年)、308(2019~2021年、写真)、2008(2020~2022年)、3008(2020~2022年)、5008(2020~2022年)、ボクサー(2020~2022年)、エキスパート(2020~2022年)、パートナー(2020~2022年)、リフター(2020~2022年)、トラベラー(2020~2022年)。
1:メルセデス・ベンツ:20車種で38件
メルセデスAMG GT(2022~2023年)、CLS(2022~2023年)、Eクラス(2022~2023年、写真)においてドア開閉事故抑制機能のリコールがあった。Cクラス(2000~2010年)、CLC(2000~2010年)、CLK(2000~2010年)、CLS(2004~2010年)、Eクラス(2000~2010年)では接着剤の不適切な使用によるリコール。EQSには4件のリコールがあった。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)