小池都知事が定例会見1月15日(全文1)若いから大丈夫と思わないで
さらなる病床確保に取り組む
都といたしましては、この外出自粛の実効性を確保するために、いろいろ工夫をしてまいります。例えば今、申し上げましたように、主要な繁華街などで区市町村、そして警視庁、東京消防庁と連携をいたしまして、引き続き呼び掛け活動などを展開してまいります。きのうは池袋、今日は新宿と渋谷で呼び掛け活動を行う予定といたしております。それから歩行者天国なんですけれども、これは議会のほうからもいろいろアイデアを聞いておりまして、それらも参考にしながら秋葉原、新宿であすからもう中止ということでございます。 ということで一言で言うとステイホーム、皆さんにはこの間、ぜひともあらためて緊急事態宣言が出ている、厳しいんだということを、意識を共有しながら行動を、こちらのほうも併せていただきたいと存じます。 それから医療提供体制についてでありますが、重症病床250床を含めて、合計4000床ということをお伝えしておりますが、さらなる病床を確保しますように、今週、都内の医療機関にあらためて依頼をしております。また都立病院、そして公社病院におきましては、広尾と荏原と豊島、これらを重点医療機関といたしまして、さらなる病床確保に取り組んでまいります。
ほかの病院に移って通院する際のタクシー代も支援
またきのうお知らせをいたしましたように、広尾病院、こちらでお産を予定されておられた妊婦さんがいらっしゃるわけでありまして、この状況などお話を伺い、他の都立病院や民間病院をご紹介しております。その際は、それまでずっと受けておられる診療情報の提供、これを無料とさせていただいたり、またほかの病院に移って通院される際のタクシー代などについても、これも支援をいたします。妊婦さんの場合は以前もこれ、対応させていただきましたが、いわゆる公共交通機関を使うことについて、非常に不安だという方々用に、妊婦さん用のタクシー券、タクシーについての支援も行ってまいりましたので、本件についてもこれを適用させていただきます。 それからお移りになる新たな病院においても、現在の主治医の方に引き継いで担当してもらえるよう、さまざま、これら最大限の支援を行ってまいります。またこれまでの都立から民間のほうに転院される場合は、出産の費用っていうのが若干高くなったりする場合があります。その差額分については都として支援をしてまいります。 それからさらには、これは宿泊療養、ホテルについてでありますけれども、豊島区内に今日でありますけれども、アパホテル山手大塚駅タワー、こちらを新たに開設いたしまして、軽症者などの患者の受け入れを開始いたします。それから使用期限が今月末までとなっていた、東横INN府中南武線南多摩駅前につきましては、年度末まで契約を延長することで話が整いました。これによって都内の宿泊療養施設は11施設、約4500室が確保できているということで、引き続き軽症者の方などが宿泊療養を行える環境を確保してまいります。 それから女性の方々への相談体制についてであります。新型コロナ禍において、仕事、そして心の悩みを抱えておられる方が増えております。支援をする、支援が必要だとする女性の方も多くいらっしゃるわけで、あらためてここでご紹介をしていきたいと思います。