休業要請「選択肢の1つとしてあり」 小池都知事「そうならないため協力を」
東京都の小池百合子知事は15日、記者会見し、昨年の緊急事態宣言時のように各種施設や飲食店に対して休業要請も検討しているのかと問われ「休業要請は、色んな手段の選択肢の1つとしてありだと考えている。そうならないため、いま、みなさんに(感染拡大防止の)協力をお願い(している)」と述べた。
会見で、小池知事は「緊急事態宣言(が始まってから)1週間が経った。さまざまな協力をいただいている。コロナ対策で一番何がもどかしいかというと、この間の結果、みなさんの頑張り具合の確認が時間をおいて現れるということ」だと説明。「残念ながら去年の暮、『帰省しないでください』、『忘年会なし』と申し上げていた訳だが、いま出ている数字というのはそれらのことを含めて、さまざまな原因でいまの状況になっている」と続けた。 そのうえで「休業要請(を出すと)街全体が沈むというか、さまざまな別の意味のマイナス点もある。そうならないために、みなさまにいま協力をお願いしているということだ」と話した。