冬は洗濯で「浴室乾燥機」を3時間ほど使っているけれど、ガス代はどれくらいかかる? 1ヶ月の費用を試算
冬本番。寒くなってきたこの時期は、晴れていても洗濯物が乾きにくいのが困りますよね。朝外に干しても、夕方になっても乾いておらず、結局浴室乾燥機を使って乾かして、2度手間という人もいるのではないでしょうか。浴室乾燥機を利用することになるのであれば、初めから浴室乾燥機で乾かしたほうがいいのではないか、という疑問の声も聞こえてきそうです。 本記事では、30分間ガス式の浴室乾燥機を使用した場合と、3時間使用した場合の1ヶ月のガス代を比較し、効率よく乾かすポイントについて解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
浴室乾燥機のガス代は?
冬場に活躍する浴室乾燥機ですが、どのくらいのガス代がかかるのか気になる人は多いのではないでしょうか。使用時間や乾かす洗濯物の量によって異なるため、一概には言えませんが、一般的なガス式浴室乾燥機の例として、大阪ガスのカワックでは、4キロの洗濯物を乾かすのに約1時間必要で、この場合のガス代は約53円と試算されています。 これをもとにすると、1時間あたりのガス代は約53円となります。しかし、家族が多くて洗濯物が多い場合や、厚手の衣類が含まれる場合は、乾燥にさらに時間がかかり、3時間以上使用することもあるでしょう。 浴室乾燥機は、短時間で洗濯物を乾かせてとても便利ですが、洗濯物の量や干し方によって乾燥効率が変わるため、効率のよい使い方を意識することが大切です。
1ヶ月のガス代の比較
毎日30分だけ浴室乾燥機を使用した場合と、3時間使用した場合のガス代を比較してみましょう。ガス代は、1時間あたり約53円でした。 まず、30分だけ使用する場合の1回のガス代は約26.5円(53円÷2)です。これを1ヶ月(30日間)毎日使用すると、26.5円×30日で約795円になります。一方、3時間使用する場合は、1回あたりのガス代が約159円(53円×3)となり、1ヶ月では159円×30日で約4770円となります。 この比較から、毎日30分使用する場合と3時間使用する場合では、1ヶ月で4000円近くの差が出ることが分かります。洗濯物が乾きにくい冬の3ヶ月間で試算すると、約1万2000円の差になる計算です。 そのため、ある程度は外で乾かしてから、乾ききらないものだけを浴室乾燥機で仕上げる方法を検討するのが、経済的にも効率的にもおすすめです。家計の負担を軽減しつつ、冬場の洗濯を快適に乗り切る工夫として参考にしてみてください。