三菱UFJ銀行頭取が会見 貸金庫から“十数億円”窃取し解雇の行員は隠ぺい工作も
■揺らぐ貸金庫ビジネス 違法行為加担は
今回の問題は単なる窃盗事件にとどまらず、「貸金庫ビジネス」の在り方に影響を与える可能性があります。 三菱UFJ銀行 山下邦裕執行役員 「(Q.十数億円のうち現金はいくら?)現金がいくらぐらいかは、申し訳ないですけれども、回答を差し控えさせていただきたいと思っておりまして」 三菱UFJ銀行の規定では、貸金庫に「預けていいもの」と「預けてはいけないもの」、そのどちらにも“現金”は記載されていなかったということです。 半沢頭取 「(Q.脱税など違反行為に加担する可能性がある貸金庫ビジネスの危うさについて見解は?)これはお客様のニーズの問題もありますので、どのように進めていくかは、よく考えて検討していく必要がある」 三菱UFJ銀行は、他にも数十人の利用者から被害の可能性についての申し出があり、調査中だと説明しました。 一連の責任について、半沢頭取は次のように話しました。 半沢頭取 「再発防止策をしっかり取り組むことが、私の責任だと思います」 (「グッド!モーニング」2024年12月17日放送分より)
テレビ朝日