小池都知事が定例会見11月26日(全文1)本人が自ら決めたことは是としたい
東京都の小池百合子知事は26日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「木下都議辞職「結果として本人決めた」 東京都・小池知事が定例会見(2021年11月26日)」に対応しております。 【動画】木下都議辞職「結果として本人決めた」 東京都・小池知事が定例会見(2021年11月26日) ◇ ◇
軽石の漂流や漂着状況について情報を収集
小池:さてと。お久しぶりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 日本経済新聞:それでは小池知事の定例記者会見を始めます。冒頭、知事のほうから報告事項がございますので、よろしくお願いいたします。 小池:私のほうから3点お伝えいたします。まず、話題になっておりますが、漁業への影響もあります、日常生活への影響もあります、軽石についての対応です。今年8月に発生しました小笠原諸島の海底火山で福徳岡ノ場、この噴火に伴うとみられる軽石の漂流、漂着が、今月に入りまして伊豆諸島でもたびたび確認をされているところであります。十分な警戒が必要です。そして専門機関の直近のシミュレーションにおきましては、今後、伊豆諸島に相当量の軽石が漂着する可能性があるとされております。 都としまして現在、それぞれの島の町や村、それから海上保安庁などと連携するとともに、漁業調査指導船を出しましてモニタリングを実施するなどいたしまして、軽石の漂流や漂着状況について情報を収集、また、必要な対策に取り組んでいるところです。 まず、港の中に軽石が流入するのを防ぐということから、漂着の可能性がある港につきましては事前にオイルフェンスを設置しています。皆さんもそれぞれ取材をされたように、現場のほう、そういうのを、対応をいたしております。
12月1日からも引き続き基本的対策徹底期間に
また、すでに島しょ、島との、それから都の情報連絡のための要員を、リエゾンとして現地に派遣をいたしております。オイルフェンス、そしてまた港の周辺状況を、ドローンを使って確認をするなど、警戒をしているところであります。それからさらに、漁業調査指導船というものがございまして、3隻、都で保有しているんですが、それで確認をした軽石の漂流の状況などを無線で漁業関係者に提供するということで、事前にどの辺に何がということをお伝えする、注意喚起を行っているところであります。 今日の午後からは、島しょ農林水産総合センターというホームページでも情報発信を始めまして、対応の強化を図ってまいります。引き続き島しょ地域の住民の、社会生活、そして経済活動に影響を及ぼすことがないように、対策に万全を期してまいります。 次にコロナでありますけれども、新型コロナウイルス感染症対策。きのう、対策本部会議を開催しまして、そのあとでコロナ対策の基本的な考え方、縷々、お伝えいたしました。かなり量的にも中身的にも多くて濃いものでありました。ちょうどこの年末年始を迎えるに当たって皆さま方にご協力をと、新たにお願いし、また、医療提供体制も備えているということについてお伝えをしたところであります。 第6波ですけれども、これが来ないためにも備えを着実に推進する。感染の再拡大の兆候が見られるといったときには、先手先手で対策を実施していくと。併せまして、社会経済活動の再生、回復、これにつなげていくための万全な医療提供体制の整備、そして基本的感染防止対策の徹底を図っていくというものです。 都民の皆さんや事業者の皆さま方には、今、11月、間もなく終わりますけれども、今度12月1日からも引き続き、基本的対策徹底期間とさせていただきます。昨年の年末年始、思い起こしていただきたいと思うんですが、あのころ、感染拡大をしたところであります。そして特に警戒が必要なこの時期ということで、基本的な感染防止策の徹底、これをお願いいたしたい。また、きのうのモニタリング会議で専門の先生方から、こうした時期に備えてワクチン接種をさらに推進する必要があるというお話をいただいたところでございます。