「家事をしても感謝されない…」と嘆く夫は仕事もできないという事実 “評価されない夫”がすべき「たった1つのこと」
売上管理なら、売上をどう上げるかの計画(P)を立て、それを実行(D)し、成果が出たのかの結果を踏まえて計画と実行を検証(C)します。そこで、より成果の上がる計画へと改善(A)するわけです。 成果を出す人であれば、意識的であれ無意識であれ、必ずやっているのがこのPDCAサイクルです。 なお、1人で仕事が完結できるプレイヤーであれば、このPDCAを誰かに伝えたり、明確にする必要がないので、その場の思いつきや場当たり的な対応でわりと成果が出たりします。
しかし、プレイヤーとして仕事で成果を出して、管理職(マネージャー)になると、そうはいきません。部下ができたり、他部署との連携が必要になったときに、自分がなんとなくやっていたPDCAが言語化できていないと、人を自分のPDCAサイクルの中に巻き込むことができず、結局すべて自分でやってしまうことになってしまうのです。 したがって、PDCAサイクルを明確にし、他の人にも共有できるものにしておくことは、プレイヤーがマネージャーに昇格するタイミングや、複数のメンバーで仕事を進めるときに、特に重要性が高まることになります。
■マネジメントができていないマネージャーの特徴 【ダメマネジメントの典型的な4タイプ】 ① D→D→D→Dサイクル ② P→D→P→Dサイクル ③ P倒れ ④ Cのみマネージャー ① D→D→D→Dサイクル 計画(P)を立てたりすることが苦手で、とりあえず実行(D)だけするという状態です。プレイヤーとしては優秀で、行動力にあふれる人が多いです。計画で悩んでいる暇があれば秒で動け、というのは、ある意味ではとても正しく、成果を上げるのですが、周りを巻き込めず、プレイヤーから脱却できないのはこの状況に陥っていることが多いです。
② P→D→P→Dサイクル 計画(P)を立てて実行(D)するのですが、振り返りや検証(C)を行わないので、毎回同じようなところでつまずきます。毎年恒例のイベント企画をするのに、その記録もしていなければ、振り返りもしないので、毎年「去年何やったっけ?」と思い出せず、結局同じ過ちを繰り返す状況です。 ③ P倒れ 年初に目標を立てたり、半年に1回計画を立てるのですが、計画(P)を立てたことに満足してしまって、実行(D)さえできないパターンです。