「家事をしても感謝されない…」と嘆く夫は仕事もできないという事実 “評価されない夫”がすべき「たった1つのこと」
そうです。PDCAサイクルです。 PDCAサイクルは、マネジメントの根幹を成す、マネジメントサイクルの一種なのです。 「マネジメントとは、PDCAサイクルを回してスパイラルアップさせること」 これが、マネジメントのもっともシンプルな理解の仕方だと、私は考えています。 PDCAサイクルは、その認知度の高さとは裏腹に、実際にできているかと問われると、できていないことのほうが多いのが実情でしょう。 それではここで、PDCAサイクルをしっかりと知っている人でも、「できているか?」という観点でもう一度、本質的な意味を理解し直しましょう。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)の4つのサイクルのことです。4つのサイクルの頭文字を取ってPDCAサイクルと言い、これをグルグル回して、スパイラルアップさせていき、物事をよりよくしていきます。 たとえば、ダイエット=体重管理をしようと思い立ったとします。 その場合まず、やせる計画(P)を立てて、実際にその計画を実行(D)します。りんごダイエットで、りんごしか食べないぞ、と計画して実行しようとしたところ、計画通りに実行できなかったとしましょう。
体重計に乗り、行動を振り返る(C)と、計画も良くなかったし、実行もできなかったので、体重が減っていないということがわかりました。 そこで、改善策(A)を考え、計画を修正します(Pの2回目)。これにより、より実行可能であり、成果の上がる計画になれば、実行度が上がって体重が減り始める、といった具合です。 ■PDCAサイクルを明確にすることの重要性 どんな物事であってもうまく活かそうと思うのであれば、このサイクルは必須です。もちろん、組織をマネジメントする際においても必須で、このサイクルがもっとも重要だと考えています。