「家事をしても感謝されない…」と嘆く夫は仕事もできないという事実 “評価されない夫”がすべき「たった1つのこと」
家事に時間を割くには、仕事などの家庭外の時間も含めて考えないとうまくいきません。 これらを計画(P)を立てて、計画で考えるとどのくらい時間を使えるのかを考える必要があるわけです。これは奥さんも一緒です。 重要なのは、「お互いの時間の使い方の計画(P)をお互いが理解しているか」ということです。 奥さんは、旦那さんが家庭以外で何にどのくらい時間を使っているのか、把握できていないとすると、どんどん関心を失っていき、要求がきつくなっていきます。もっとこれをしてほしい、あれをしてほしいと要求を突きつけてくるでしょう。
旦那さんからすると、「オレはこんなに仕事をしているのに、さらに帰ってきて、家事をさせられるのか」と不満を募らせていくことが多くなっていきます。 この、「オレはこんなに仕事をしているのに」の部分を、ほとんど把握できていないのです。 また、奥さんがどのくらい時間を使っているのかは、旦那さんも把握できておらず、お互いがお互いに対して、自分のほうが時間を使っているという認識になってしまうわけです。 家庭の中で、家事が「D→D→D→Dサイクル」になってしまっていて、お互いの時間の使い方についての計画(P)が共有できていないことで、不要な不満を募らせる結果となるのです。
■奥さんと「計画」を共有してみよう 我が家では、仕事の予定も含めて、スケジュールはすべて妻に共有しています。 また、クライアントが何社あり、それぞれからいくらもらっていて、今後どのくらい大きな仕事になりそうか、ということも共有しています。 そのために、懇親会やゴルフといったお付き合いがなぜ発生しているのか、それによって何を得たいと思っているのか、可能な限りで伝えています。 結婚当初はそこまで伝えていなかったのですが、そうするとどうなるか。
妻からすれば、「なんだか忙しそうだけど、なんで忙しいかわからない」という状態になります。 そして、「そうやって好き勝手に仕事の予定をバカスカ入れて、あなたは忙しいのが好きなんだよね。家族との時間より、仕事を優先するのよね」と言われます。 もちろん仕事は好きですし、私自身、究極、家庭よりも仕事を優先してしまうタイプではあるのですが、それを口にしてはいけません。 「家庭を優先していないわけじゃないんだけど、重要な案件なんだ」と都度言い訳のようになだめていました。