県境またぐ移動を解禁 安倍首相が会見(全文3完)邦人救出プランの用意は重要
歳出・歳入の改革を続け、財政健全化を図る
その意味におきましては今年の4月、たくさんの学生の内定が取り消されるのではないかといわれておりましたが、就職率は過去最高の水準を守ることができた。経済界の皆さまに大変ご協力をいただきましたが、われわれがしっかりと雇用を進めていくという政策の結果でも、雇用を守っていくという政策を進めてきた、その結果でもあろう。しかしこれからが正念場でございます。しっかりと雇用をつくっていく、経済を守っていく、事業を継続していただく、これに全力を傾けていきたい。そして経済をV字回復させていきたいと思っています。 ただ、もちろん債務残高がどれだけ増えても問題がないというわけではありません。引き続き、市場からの信認が損なわれ、リスクが顕在化するといった事態を招くことがないように、事態収束したあとにはデフレ脱却と経済再生への道筋を確かなものとすると同時に、歳出、歳入、両面の改革を続けることによって、財政健全化もしっかりと進めていく考えであります。 司会:申し訳ないのですが外交日程が迫っておりますので、ちょっとこの場、この質問はここで終わらせていただきまして、今、挙手をされている皆さん、大変恐縮ですけど、書面で報道室のほうに質問を提出いただけませんでしょうか。今、挙手をされている方に限って。それで私どものほうから総理のご答弁という形で後ほど張り出させていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。 記者:もうちょっと時間を取ってやってもらえるようにしてもらえると。 司会:だいたい1時間弱ということなんですけれども、外交日程がありますので、ちょっと今日はそういうことでご理解。 記者:外国メディア、全然当ててくれない。 司会:すいません、ちょっとそれは、いろいろなバランスを考えて私どももやっておりますので。ですから、ご質問を受けます。ですから書面でお願いしたいということを申し上げているんです。 記者:外国メディアです。 安倍:外国メディア? 司会:分かりました。じゃあ最後の1問にいたしましょう。じゃあどうぞ、その男性の方。