子どものいる世帯「生活が苦しい」65%に増加。もうすぐ児童手当が拡充へ
子どもの教育費はいくら?
文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、公立・私立それぞれの学習費用の総額は下記の結果となりました。 ●学年(年齢)別の学習費総額(公立) 〈幼稚園〉 ・3歳:13万3353円 ・4歳:14万838円 ・5歳:19万8555円 〈小学校〉 ・第1学年:37万9539円 ・第2学年:28万3211円 ・第3学年:31万5794円 ・第4学年:32万9198円 ・第5学年:38万774円 ・第6学年:42万3506円 〈中学校〉 ・第1学年:53万1544円 ・第2学年:44万3848円 ・第3学年:64万925円 〈高等学校(全日制)〉 ・第1学年:62万9459円 ・第2学年:45万7895円 ・第3学年:45万5762円 ●学年(年齢)別の学習費総額(私立) 〈幼稚園〉 ・3歳:30万9170円 ・4歳:27万6125円 ・5歳:33万9341円 〈小学校〉 ・第1学年:213万6449円 ・第2学年:140万2725円 ・第3学年:151万9595円 ・第4学年:159万2088円 ・第5学年:168万3972円 ・第6学年:166万4831円 〈中学校〉 ・第1学年:180万6991円 ・第2学年:121万8559円 ・第3学年:127万8255円 〈高等学校(全日制)〉 ・第1学年:127万6978円 ・第2学年:94万1873円 ・第3学年:93万7550円 私立を選択した場合、入学費用や授業料などで、年間で数十万~数百万円の教育費がかかります。 公立を選択した場合でも、年間でかかる費用は数十万円となっており、教育費にあてる費用負担が大きいことがわかります。 さらに、塾や予備校などの学校外における教育費を考慮すると、実質的な教育費負担はさらに増加します。 上記から、子どもの教育費は多くの家庭にとって大きな経済的負担となっており、世帯年収が平均より高くても「生活が苦しい」と感じる世帯が多いと考えられます。