【家庭菜園】初心者がやってみた!小さいけど3つの野菜で収穫ざくざくのコツ
小さく始めても、大きな収穫♪
お花のブログが人気のガーデナー奥野多佳子さんが、ポタジェ(家庭菜園)に初挑戦。初めての人でも楽しみながら小さく始める方法、日々のお手入れや収穫までを、教えてくれました。
ポタジェ(家庭菜園)に初チャレンジ!
5月、バラの季節が終わると大急ぎで野菜苗を植えるのが、ここ1~2年のルーティーンになっています。バラの花がら摘みや整理などで植え込むのが5月末と遅くなってしまいますが、ず~っとポタジェを作ってみたかったので今回挑戦しました。 ポタジェってフランス語で家庭菜園のことです。庭の一部に野菜やハーブ、花などを一緒に植えて楽しみながら実用的な菜園を作りたい!でも、庭には小さなスペースしか取れないし、野菜作りはビギナー!う~~ん……思い通りにはならないけれどテンション上げてTryです! そして支柱のウイグアムも手作りで楽しんでみました。
はじめにポタジェの木枠を作る
花壇の空きスペースを測り、木枠のサイズを決めます。約90cm×75cmの部分をポタジェにするので、木材や金具を準備して木枠を作ります。 ■出来上がりサイズ 約90×75cmの四角形 ■材料 SPF材(1×8材)…90×18cmを2枚、75×18cmを2枚 黒のL型金具…10×10cm、幅2cm 4個 ■作り方 1.1×8材(ワンバイエイト材 幅18.4cm)を、長さ90cm2枚と75cm2枚にカットします。ホームセンターのカットサービスを利用しました。 2.キシラデコール(防虫・防腐剤)のチークを塗って乾かし、もう一度塗って乾かし、2度塗りしておきます。 3.板と板の角を合わせ、直角を確認してビスで打ちます。4つの角をビスで打ち、枠を作ります。 4.角にL字金具をビスで取り付け補強します。 ポタジェの枠が完成です。これができただけでテンションup!
レイズドベッドを作る
出来上がった木枠に土を入れて、レイズドベッド(立ち上げ花壇)を作っていきます。 ■材料 野菜の培養土、苦土石灰、堆肥、肥料 ■作り方 1.(植え付ける2週間ほど前に)木枠の中に野菜の土を入れ、苦土石灰を撒いて混ぜておきます。 2.それから1週間ほど置いて、元肥や堆肥(牛ふん、もみ殻くんたん、バークなど)を入れ耕しておきます。こうして野菜たちのふかふかなベッドの出来上がりです。 狭いことや、周りをバラ(群星やスプリングパル)やカラー、柏葉アジサイ、後ろのアカンサスモリスに囲まれてなんだかザワザワしていますが、朝から午後3時くらいまではよく日が当たる庭の特等席! ポタジェがちょっと形になって、やる気up!