【家庭菜園】初心者がやってみた!小さいけど3つの野菜で収穫ざくざくのコツ
野菜の苗を植える…コンパニオンプランツも一緒に!
今回は、ミニトマト、ナス、ピーマンの3種類の野菜苗を植えました。 ミニトマトは3月末に種をまいて5月末に植え付けたことがありますが、節間がしまったしっかりした苗を購入した方が確実に育ってくれそうです(笑) ■トマトは寝かせて植える トマトは茎から根が出やすいので、こんなふうに寝かせて植えると地中の茎から根がたくさん出て、水分や養分を良く吸い上げ丈夫に育つようで、茎もとても太くなります。その方が実もたくさんできるようなので、下の葉を切り取って(白線部分)寝かせて植えています。 横に寝かせて上から土をかけて少し押さえておきます。 ■コンパニオンプランツも植える コンパニオンプランツといわれる植物も一緒に植えました。コンパニオンプランツとは、病虫害の発生を減らしたり、お互いに助け合って育つ相性の良い植物同士のことをいいます。 【トマト】にはバジルやシソ、ナスタチューム、【ナス】にはバジルやパセリ、【ピーマン】にはシソやニンニク、玉ねぎなどがコンパニオンプランツになります。そこでバジルとシソを近くに植え、ナスタチュームを鉢植えにして近くに置きました。ローズマリーもお料理によく使うので植えています。 ウイグアムを作る ミニトマトは枝も太くなりぐんぐん伸びるので、茎を誘引する支柱が必要になってきます。私はいつも庭の剪定枝や柳の枝を使って作るクレマチスの支柱と同じやり方で、ウイグアムを作りました。 ■材料 ・剪定枝や柳の枝、または細い竹…8本(柳の枝はいつもIKEAで買っています) ・シュロ縄 ■作り方 1.ミニトマト2株の支柱になるように直径30cmの円周に等間隔に8本の枝を立て柱を作ります。剪定枝は曲がったりしているものが多いので、まっすぐな柳の枝を使いました。枝は180cmの長さで土に挿しますが、風などで倒れないようしっかりと挿し土を固めておきます。 2.8本の柱を上で縛って仮止めします。遠くから見て傾いていないか確認して、シュロ縄でぎゅっと縛って留めます。 3.下から30cmの辺りを、シュロ縄で柱を1本ずつ巻きながら何周かして、20cmほどの幅を編んでいきます。高さ80cm辺りも同様に10cm幅に編んでおきます。 4.ウイグアムの出来上がりです。ミニトマトの枝を麻ひもでウイグアムに結んでいきます。 さぁ~植え付け完了! もっと苗の間隔をあけないといけないのですが、欲張って植えてしまった! 反省……。お日さま浴びて大きく育って! ■20日後の様子 6月は気温もぐんぐん上がり、みんなよく伸びて葉が茂って、ミニトマトもナスも花が咲いてきました。 ■日々のお手入れ(ミニトマト) (1)誘引、芽かき ミニトマトは枝が伸びてきたらウィグアムに誘引することや、脇芽が出てきたら小さいうちに手でぽきっと(白線部分)切り取って主枝だけを残してしっかり育てます。 小さな黄色い花が房状に咲いて実がなります。 (2)トマトトーン トマトトーンは、トマトやナスなどの実つきをよくする植物成長調整剤です。希釈するタイプもありますが、これは直接散布できるタイプで、花が咲いた後に葉などにかからないよう花だけにシュシュっと丁寧に散布します。効果抜群で、おかげで本当によく実が付き収穫できました。ビギナーの強い味方!おすすめです。 ■日々のお手入れ(ナス) ナスは紫の花が咲きます。 ナスは水が大好きな野菜なので、しっかり水やりしました。そして時々ハダニやアブラムシを防ぐために葉裏にも水をかけたり、また肥料が好きなので月に1~2回液肥を撒いていました。 ナスは3本仕立てとよく言われますが、よく見ると主枝のほかに強く出る脇芽があってその中の2本を選び、主枝とあわせ計3本に支柱を立て、それより下の脇芽はかき取ります。 ■日々のお手入れ(ピーマン) ピーマンは小さな白い花が咲きます。 下から30cm辺りで太い茎が2つか3つに分かれますが、そこまでは茎と葉の間から出る小さな脇芽はかき取ります。別れた枝に支柱をつけます。 ■日々のお手入れ(シソ、バジル) シソは柔らかい葉がたくさん出てきました。すぐに草丈が30cm以上伸びるので、支柱を立て主茎の先を摘み取って摘心して脇芽を増やしました。シソは一株植えておくだけでいろいろなお料理に使えて便利! 重宝しました。 バジルは肉料理やパスタによく使うためどんどん摘み取っていたので、成長が追い付かないほどでした(笑)。バジルも摘心して脇芽を増やしていきます。 バジルがたくさん収穫できたときは、ハーブバターを作っています。バゲットに塗ったりキノコやシーフードを炒めたり、お魚料理の仕上げに使ったり、とても重宝! レシピはまたいつか公開しますね。