全米メディアと敵エースが大谷翔平の特大9号2ランを絶賛「死球影響で先発回避も”二刀流スターショー“の開催は中止にならず」
さらに「大谷は8回裏(の第4打席)に(本塁打を)もう1本打ちそうになったが、レフトフェンス際のわずかのところでフライアウトになった。左翼手のブレット・フィリップスがボールをつかんだ後、(中堅のケビン・)キアマイヤーと笑顔を見せ、大谷に2本目を打たれなかったことに安堵しているようだった」とレポートした。 また主軸の一人のアンソニー・レンドンが負傷退場したことにも触れ、「もしレンドンが今後の欠場を余儀なくされることになれば、攻撃面でより多くの役割が大谷や仲間たちの肩にかかってくるだろう。だが、この二刀流スターのここまでの素晴らしいプレーぶりを見る限り、パワーとスピードで、彼は、その役割を果たし十二分に(チームを)助けることができるだろう」と続けた。 CBSスポーツも、「エンゼルスの大谷が9号本塁打を叩き出す」との見出しを取り、大谷のこの日の打席内容にフォーカスした。 記事は、「大谷は大事をとって先発登板を回避したが、(死球の影響はなく)十分に健康に見え、6回にグラスノーから427フィート(約130メートル)の強打を放った。二刀流の天才は、9号で本塁打争いのトップに再び並んだ。彼は長打17本、22打点と合わせて打率.272、出塁率.318、長打率.641を打っている」と絶賛した。 地元のロサンゼルスタイムズ紙も、チームの敗戦を伝える記事の中で登板を回避した大谷について触れ、「マドン監督は『大谷は登板するには、まだ痛みが残っているが、バットを振る分には問題はない』と話していた。大谷が6回に427フィート(約130メートル)の打球を飛ばし、MLBの本塁打争いのトップに並ぶ9号本塁打を放ったことで、それは証明された」と伝えた。 「エンゼルスは、トミー・ジョン手術の後に2019年と2020年で合わせて1回1/3しか投げなかった大谷をヒジの痛みを残ったままマウンドへ送るリスクを取らなかった。マドン監督は、『95マイル(約153キロ)から100マイル(約161キロ)で90球から100球を投げようとするのは厳しいかもしれない。1日か2日かリラックスする時間を与えて、それからもう一度診断するだろう』と語った。大谷はレイズとの4試合シリーズの終盤で投げるかもしれない。もしそうでなければ、週末のドジャース戦で投げることになるだろう」と記し、回避された4度目の先発が、最短で日本時間6日のレイズ戦、遅くとも8日のドジャース戦になることを示唆した。