「とんでもない魚…」「ワイヤーアームをへし折る」立て続けに魚を釣った結果、開発中のルアーが折られる事態に。
プロトのベイビーブルで2連発するが…
さて、話は戻ってこの日の釣行ですが、リップラップにてプロトのベイビーブルに2連発。 しかし、キャットフィッシュ(ナマズ)を釣った直後にかかったバスとのファイト中にアームがポキリ… キャットフィッシュに伸ばされたアームを戻して使ったのが仇となりましたが、その前にもバス4匹にシーバスとキャットフィッシュを釣っていたので、妥当かな、とも。というのも、ベイビーブルのアームは細めの0.6㎜径を採用しているから。 ちなみに、オリジナルビーブルは0.8㎜径、チビーブルは0.7㎜径です。 2匹のキャットフィッシュに伸ばされたのは致命傷でしたが、耐久性を知りたく直して使い続けていました。仮に0.8㎜径であっても、釣りまくったり伸ばされたりすればいずれ金属疲労で折れますが、0.6㎜径となればより注意が必要になることはお伝えしておこうと… それでも、小さくなったブレードの振動に対し、適度なしなりと相まってスカートをもっとも魅力的に震わせてくれるのが0.6㎜径でした。リリースは来年になりますが、バイト数は明らかに増えると実感しています! 1日中雨でシェード効果もなかったこともあり、横方向の誘いで遭遇率を上げることが大切だったと思います。まだ夏日もありますが、少しずつ秋深まっていっている感じはしますね!
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。