「苦手なことを誰かに丸投げする」行為に罪悪感をもたなくていい理由
あなたの「嫌いで苦手」は、誰かの「好きで得意」なこと
「嫌いで苦手」なことを持つことに罪悪感を持たれる方が多いです。自分の理想の未来のために必要なことなのに、嫌いで苦手だからといって自分で行動せずに他人に丸投げしてしまうなんて責任感がないのではないか、自分のことなのだから努力して行動すべき、と言われる方も多くいらっしゃいます。 けれども、本当にそうでしょうか?あなたが嫌いで苦手なことを世の中には好きで得意だと自覚している人がいます。それを仕事にしている人も多くいます。例えばわたしの場合だとお金に関すること、経理や会計業務がそれにあたります。 嫌いで苦手なことを克服しようとする努力は素晴らしいものです。ですが時間は有限です。自分軸を定め理想の未来を実現していく才能長者になるためには、本当に自分の好きで得意なことに時間も能力も全力を注いだほうが、充実したより良い人生を送れるのではないでしょうか。 あなたが嫌いで苦手なことを「自分ではやらない」と決め、手放すことで、それが好きで得意な誰かが仕事を得ることができたり、貢献感を味わう機会を与えることになります。反対にあなたが無理をして抱え込んでしまうと、誰かが活躍できる機会を奪うことにもなるのです。 誰もが自分の好きで得意なことをすることが、結果として世の中の良い循環をつくることができる。そう思えば嫌なことや苦手なことと向き合うストレスから解放されると思いませんか。勇気を出して「自分ではやらないこと」が何なのかを決め、嫌いで苦手なことはどんどんシェアリングして循環させましょう。そしてなによりも限られた資源である時間、さらには行動するための時間を確保し、自分軸で満たされた理想の未来を実現していきましょう。
龍夏(メンタルコーチ)