妹のために“発明”した9歳兄、英語でグローバル企業にプレゼンしたら…… 心震える結末に「涙出てきたわ!」「一生の財産ですね」
9歳の男の子がグローバル企業の社員を相手に英語でプレゼンテーションをする様子が、YouTubeで公開されました。大人顔負けの堂々たる発表に、「視聴者としても誇らしく思っちゃいました」と称賛の声が寄せられ、記事執筆時点で7万9000回以上再生されています。 【画像】9歳兄の発明を見る
息子がアイデアを全力プレゼン!
動画が投稿されたのは、米国人のママと日本人のパパ、長男と長女の日常を公開しているYouTubeチャンネル「バイリンガルベイビー英会話」。話題の動画は、9歳の息子・アレックスくんが自身のアイデアをヘルスケア製品を中心に事業を展開している「フィリップス」の社員に発表する1日に密着したものです。
プレゼンのいきさつ
アレックスくんは、妹のオリビアちゃんが眠りやすくなるように蓄光性の材料を使い、「電気を必要としないナイトライト」を自作。インターナショナルスクールの発表会で披露しました。 自分が作ったライトを商品化できないかと考えていたところ、担任の先生の知り合いにフィリップスの社員がいたため、発表の場が実現。オリビアちゃんをベビーシッターに見てもらい、アレックスくんは両親と先生と一緒に東京のオフィスへとやって来ました。
小さなビジネスパーソンの挑戦
緊張しながらも発表が楽しみだと語っていたアレックスくん。案内してもらった会議室で、リモート参加の社員も見ている前で自分のアイデアをプレゼンテーションします。 発表が終わると、次はディスカッションの時間。出席したフィリップスの人たちは、アレックスくんのことを「1人のビジネスパーソン」と見ており、自作したナイトライトを使うことで、どのような変化が起きたのかを質問してくれました。 妹の入眠までの時間が短くなったと答えたアレックスくんに「製品の効果を伝える際には『どれくらい短くなったか』を数字で示すことが大事」と助言したり、自分のアイデアを守るために特許を取得することの大切さも教えてくれたりと、子ども扱いしないディスカッションが続きます。 また、アレックスくんも事前に調べて気になっていたことを質問。過去に同社で「暗闇で光る商品」の研究をしたことはあるか、蓄光塗料に安全上の問題はないかなどを聞き出します。アイデア実現に向けて意見をしっかり交わす姿は立派なビジネスパーソンです。