都内の「駐車場料金」は高いと聞きました。地方とどのくらい違いますか?
数十分コインパーキングを利用しただけで、1000円近く料金が発生して驚いたことがある人もいるのではないでしょうか。中でも都内のコインパーキングは高いといわれていますが、実際に地方とどのくらい差があるのか気になるものです。本記事では、東京都内と地方のあるコインパーキングの料金をそれぞれ紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
コインパーキングの料金比較
東京都のコインパーキングの料金を表1にまとめました。 表1
※筆者作成 次に岩手県のコインパーキングの料金を表2にまとめました。 表2
※筆者作成 都内と地方ではコインパーキングの利用料金に大きな開きがあると分かります。
コインパーキングの料金を安く抑えるコツ
ここでは、コインパーキングの料金を安く抑えるための方法を紹介します。利用頻度が高く、なるべく費用を発生させたくないと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 ■検索アプリを利用する パーク24株式会社が実施した「時間貸駐車場」に関するアンケートにおいて、駐車場を探す手段として「現地を目視」する方は26%いるものの、「アプリ」「インターネットマップ」を利用して探す方も同じくらいの割合いることが分かりました。 なお、駐車場を選ぶ際に最も重視するものが「料金(85%)」、次いで「目的地までの距離(77%)」とのことでした。上記表1、2にもあるようにコインパーキングの料金は安いとは言い難いです。よって料金は駐車場選びに欠かせない要素であることが分かります。 アプリによってはリアルタイムの満車・空車情報が地図上で確認できたり、料金計算の機能を使い、事前に利用料金をシミュレーションしたりできるものもあるようです。 ■店舗と提携している駐車場を利用する 周辺の店舗や施設と提携しているコインパーキングは、該当の店舗で買い物をすると2時間無料といったお得なサービスを実施していることがあります。 対象店舗や施設での会計時に駐車券を提示することで、サービスを受けられるでしょう。割引やサービスの内容は店舗や施設によって異なるため、事前にコインパーキング内の看板や施設内のサービスカウンター、スタッフなどに訪ねてみるといいでしょう。 ■定期券や回数券を活用する 同じコインパーキングを繰り返し利用している場合は、定期券や回数券を購入すると駐車料金がお得になります。定期券は、いつでも利用できるものから曜日や日時の指定があるものまで条件がさまざまです。 コインパーキングを頻繁に利用する場合、一般的に毎回料金を支払うよりもお得になる可能性が高いでしょう。定期券を利用するほど頻度が高くなくとも、繰り返し利用する場合は割引価格で購入できる回数券もおすすめです。
都内のコインパーキングは地方よりも料金設定が高い
地方よりも都内のコインパーキングのほうが料金は高くなる傾向にあることが分かりました。なるべく安いコインパーキングを利用するためには、検索アプリを使って事前に周辺の駐車場状況を調べておくことが大切です。また、店舗や施設を利用するタイミングであれば、提携駐車場を利用し、提携ならではのサービスを利用しましょう。 出典 パーク24株式会社 「アプリ」「インターネットマップ」で駐車場探しをする割合が増加 駐車場選びの決め手は「料金」と回答した人が85% 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー