1年半で-60㎏やせ!女芸人がダイエットを成功させた「運命のやせ飯」とは
腸内環境を整えることで食べ過ぎを防ぐ
やぎゅう:オートミールメインの食事法は理にかなってたんですね。オートミールにほうれん草や小松菜など青野菜やキノコ類を入れた雑炊が徐々に定番になっていきました。夜ご飯には野菜炒めや刺し身、鶏胸肉、キムチ、納豆も取り入れて食生活全体を見直していきました。 日比野先生:小松菜などに含まれるβ‐カロテンは抗酸化作用も期待できますし、納豆やキムチなどの発酵食品は、乳酸菌が多く腸内環境を整えてくれます。 やぎゅう:腸内環境ってよく聞きますが、ダイエットにも関係あるんですか? 日比野先生:腸は「第二の脳」という言葉もあるほど、腸と脳って密接に繫がっているんです。よく緊張してお腹が痛くなることってありますよね? 腸からは、脳内ホルモンであるセロトニンという「幸せホルモン」が95%も分泌されています。 腸内環境を整え、セロトニンがうまく分泌されることで、ストレスが緩和され、食欲も正常に保って食べすぎも防げます。セロトニンは、甘いものを食べる時も分泌されます。
運動したくなるモチベーションづくりも大切
やぎゅう:自己流の筋トレはなかなか成果も出なかったので、いったんお休みにして、ジムに入会をして有酸素運動をスタートさせました。ストレッチ20分、ウォーキング20分、エアロバイク20分を週5でなんとか継続しました。芸人の生活って不規則なので、行けるときは午前中に行ったり、仕事が遅くなったときは深夜に行ったりしていましたね。 日比野先生:精神的に辛くなったことはなかったですか? やぎゅう:「今日は雨が降っているし、面倒だな~」と思うこともありましたが、「これで行かなかったら自分に負けてしまう!」という思いも強かったですね。ジムだと動画を見ながら、ウォーキングやエアロバイクができるじゃないですか。 そこで「好きなドラマはジムでしか見られない」というマイルールを作って、有酸素運動をしながらNetflixでお気に入りのドラマを見ていましたね。 日比野先生:運動したくなるモチベーションづくりも大切ですよね。 やぎゅう:はい、有酸素運動を続けていくうちに「昨日できなかったことが今日できている」ということが増えていって、それ自体がモチベーションになっていったのも大きいですね。 日比野先生:ダイエットの成功体験を積み重ねていくことでメンタルが前向きになると、先述した幸せホルモンのセロトニンが分泌されるんです。ちなみにこのセロトニン、幸せを感じるときに分泌されるので好きな人と一緒にいたり、スキンシップを取ることでも分泌されるんですよ。 やぎゅう:「恋をしてキレイになる」は、本当だったんですね。いい出会い、見つけるぞ!