「レシピにアレンジを加えることが大事」 モデル・亜希さんが教える“自分の味”を作り出すコツ
クックパッドのポッドキャスト番組「ぼくらはみんな食べている」。食や料理に熱い思いを持ち活躍するゲストを迎え、さまざまな話を語ります。クックパッド初代編集長の小竹貴子がパーソナリティを務めます。今回は、料理家の亜希さんがゲストです。 ◇ ◇ ◇
料理を作っていることで“心が整う”
小竹:料理には「作る」「食べる」「食べてもらう」の3つがありますが、亜希さんはどれが好きですか? 亜希さん(以下、敬称略):若いときは「食べる」が1番で「食べてもらう」が2番、「作る」が3番でしたけど、今は断トツで「作る」が1番で、「食べてもらう」「作る」の順番ですね。 小竹:それはどのタイミングで変わったのですか? 亜希:もちろん食べてもらうために作るのですが、作っている時間がすごく心が整うんです。なんかいい人になった感じ(笑)。 小竹:そっちの整うなのですね(笑)。
亜希:私は普段はがさつですが、料理の仕込みは繊細なんです。だから、例えば元気だから作ることができるとか、そういうところに転換できるようになってきたんです。 小竹:うんうん。 亜希:朝起きて胃が重かったら、やっぱり作りたくない。朝起きてちゃんと作れるのは、自分を律して元気だからだと改めて感じると、作るのはすごいことなのではないかと思って。だから、食べてもらっている顔を見るよりは、作っている自分の時間のほうが私は好きです。
小竹:じゃあ、朝のお弁当作りは最高ですね。 亜希:整うし達成感はあるし、最高に自分を上げられる時間です。お弁当がない日よりも、お弁当があって、そのノルマを達成したときのほうが、その後もいい仕事ができたりします。 小竹:私は切っているときに集中しているのがすごく好きです。綺麗に切れたときに自分で自分を褒めています(笑) 亜希:自分で自分に合格点を出すのは大事ですよね。私は朝5時に起きて動かす自分の手や胃の調子とか、健康のパラメーターもくっついているので、お弁当にはいろいろなエキスが入っています。