綱取りの琴桜、大の里と2日連続稽古で収穫「昨日に比べて良かった」
初場所(12日初日、東京・両国国技館)で綱取りに挑む大関琴桜が7日、前日の横綱審議委員会の稽古総見に続き、2日連続で大関大の里と手を合わせた。 大の里が千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋に出稽古したことで2人の稽古が実現。この日は隆の勝、豪ノ山、王鵬も出稽古に来ており、佐渡ケ嶽部屋の琴勝峰、十両琴栄峰も合わせ7人の関取がそろった。 両大関は王鵬らとそれぞれ相撲を取って体を動かした後、三番稽古(同じ相手と続けて取る)を開始。前半は大の里優勢、終盤に琴桜が盛り返す形で、勝敗はほぼ五分だった。 琴桜はなかなか良い形で得意の右を差せなかったが、「内容は昨日に比べてよかったかな。体の芯に熱が入ってからは思うように動いてくれた」と収穫を口にした。