井上尚弥はWBAベルト返上でアフマダリエフ戦を回避する…大物プロモーターが予告
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)はWBAベルトを返上することになると、大物プロモーターが予告した。 〝モンスター〟は1月24日にIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と対戦(東京・有明アリーナ)するが、勝利すれば、かねて井上との対戦を熱望し、過激な挑発を続けているWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を要求されるのは確実とみられている。 そんな中、アフマダリエフのプロモーターでマッチルーム社のエディ・ハーン代表はユーチューブチャンネル「THE STOMPING」に出演し「(井上が)グッドマンと戦った後、WBAはすぐに手紙を送りアフマダリエフと戦わないといけない、と伝えるだろう」とした上で「彼は5月ころに米国でトップランク社の(WBC1位のアラン)ピカソ(メキシコ)と契約することで合意している。それで彼(井上)はWBAタイトルを返上し、アフマダリエフが世界王者に昇格する」と語った。 さらにハーン代表は「そうなると、私の予想では閣下(王族でサウジアラビア娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官)はリヤドでアフマダリエフと対戦させようとするだろう」と予測。サウジアラビア娯楽庁が手掛けているリヤドシーズンは井上のスポンサーであることからの指摘だが、今後の〝マッチメーク〟が注目される。
東スポWEB