【プロレス大賞】新日本・棚橋社長も出席「レスラーとして会場に来るのは今日が最後です…」
今年で51回目となる「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」の授賞式が8日、都内のホテルで行われた。 最優秀選手賞(MVP)のザック・セイバーJr.(37)を筆頭に2024年のマット界を盛り上げたレスラーが一堂に会し、元プロレスラーの鉄人・小橋建太の乾杯でスタート。豪華な料理とお酒が振る舞われ、和やかな雰囲気でパーティーは行われた。 そして、中締めに登場したのが新日本プロレスの棚橋弘至社長(48)だった。来年1・4大会で引退試合を行う棚橋社長は「僕がレスラーとしてプロレス大賞の会場に来るのは今日が最後です」としんみり語り、入門前の思い出を口にした。 「(高校時代に)プロレス中継を見て、席をご用意させていただいた小橋さんの試合、武藤さんの試合を見て〝なんでこの人たちはこんなに頑張れるんだろう〟と無限のエネルギーをいただきました。普通の野球部の高校生だったんですけど、プロレスに出会って生きることが100倍楽しくなりました」 プロレスに魅せられた棚橋少年は新日本プロレスに入門。今年は引退ロードを歩み、最後の花道へ向かう。「これからもプロレスからしか得られないエネルギーを見てくれている方に届け続けてください。これから社長として選手をバックアップしていきます」と力強く語った棚橋社長。最後は元気いっぱいに「会場の皆さん、愛してま~す!」と〝お約束〟の決めセリフで締めくくった。
東スポWEB