なんなんだこの安心感 古き良き“和顔”は健在!「T//WORLD ツアーV/Vx/Px」アイアン3機種比較試打
【コウタロウ】 最後の「Px」は想像していたよりも打感がマイルド。「Vx」より弾き感はあるけど、打ち比べてもほとんど打感の違いがありません。形状はひと回り大きくなっていて、顔の系統は同じ。本間らしい和顔です。 【ミタさん】 「Vx」と「Px」は7番アイアンのロフトがどちらも30度で、他の番手も同じロフト設定になっています。この2モデルもそうですが、「ツアーV」とのコンボセットも想定しているので、シリーズにおける打感や顔の流れを揃えることに注力したそうです。 【シオさん】 たしかにコンボセットにしても違和感はない。ただし、同じロフト30度でも「Px」の方が5ヤードくらいキャリーが伸びていました。 【ミタさん】 上の番手だけ「Px」にすれば、距離差が出しやすくなりますし、安心感にもつながります。女子プロでも「Px」と「Vx」のコンボセットにしている選手がいるので、アマチュアにもオススメです。
【ミタさん】 歴代のTWシリーズのアイアンに比べると、顔や打感は継承しながらも、全体的にやさしくなっています。「ツアーV」も決してアスリートゴルファー仕様の軟鉄鍛造アイアンではなくて、平均スコア80台の中級者であれば十分に使いこなせます。「Vx」はオーソドックスな鍛造キャビティアイアン。平均80~90台の幅広いゴルファー層をカバーしています。「Px」は初心者からアベレージゴルファー、シニアゴルファーまで使えるアイアン。3モデルとも顔や打感に統一感があるので、「Px」と「Vx」、「Vx」と「ツアーV」といったコンボセットも組みやすいと思います。 【コウタロウ】 こういう和顔のアイアンは少なくなってきましたけど、やっぱり日本人は好きな顔だと思います。
HONMA TW Vx ●ロフト角(7I):30度 ●シャフト:N.S.プロモーダス105 ●硬さ:S