4歳児の母がおののく「小学生のお年玉」。もらったあとの子ども同士の金銭トラブル
X(旧Twitter)で子育ての思わずクスっとしてしまう出来事を日々ポストし、話題を集めている「ひみつのうつ子ちゃん」(@utuko_chan)。「いいね」1万超えも多数! 人気の秘密は、「あるあるの共感力」です。そんな話題のポストでは書ききれなかったエピソードをうつ子ちゃん自身が執筆。 【画像】お年玉もらった後、起こりがちな子ども同士のトラブルとは? 4歳の息子さんがいるうつ子ちゃん。お正月に頭を悩ますものといえば、「お年玉」もそのひとつです。相場の金額だけでなく、もらった後のお年玉について親としてその後、どうしているかが気になるうつ子ちゃん。ママ友たちに聞いてみると、思わぬ問題が話題に……。今回は子どもとお金のトラブルについて考えます。
お正月が来るたび、悩まされる「お年玉」問題
大晦日まで忙しく仕事をしていたこともあって、お正月料理の背景に片付けられなかったクリスマスツリーが居座っている我が家ですが、無事に新年を迎えることができました。今年もよろしくお願いいたします! 年越そばに、おせちに、おせちが飽きたら別のものを……と、家族や親せきが集まり、食べてばかりの三が日で絶賛正月太りが進行中でございます。 そして、正月太り以上に、頭を悩ませたのが、「お年玉」でした。年末、親戚の子どもたちに渡すお年玉を用意しようと思ったのですが、あれ? と思うことが続出しました。いくらぐらいが相場なんだっけ? 何歳くらいからお年玉をもらっていたんだっけ? 小さい頃は自分では管理できないからと親に預けていたんだっけ……? 特に、現在4歳の息子ぐらいの時期、自分がどうだったのか、掘り起こそうにも記憶があやふやです。 覚えているのは、中学生ぐらいからの記憶。祖父母と両親、親戚の叔父ちゃんや叔母ちゃんからもらった、普段はなかなか拝めない新札が待ち遠しくて仕方ありませんでした。お正月のときにしか拝めないピンピンの新札。それらをすべてひとまとめにして、数えるのが大好きでした。総額にすると3~5万円だったのでしょうが、中学生の私には宝くじで1等(当時は4億円が最高額)が当たったような高揚感があって、「これだけあれば何でも買える!」と、気持ちとしては、家や車でも買えるような無敵感をあったような気がします。とはいえ、春ごろにはなくなっていた記憶もありますが……トホホ。 現在の相場は、ネットニュースやSNSなどの情報を総合すると、未就学児が1000~3000円、小学校低学年で3000円ぐらい、高学年で3000~5000円、中学生になると5000~1万円、高校生になると1万円になるそうです。少子化もあって、昔に比べるとお年玉をあげる数も減っているのでしょうが、「実家や夫の実家で親類が大勢集まる」というお正月を過ごしている人にとっては、お年玉出費はかなり痛いものになっているはずです。でも、「自分の頃は1000円ぐらいだった」と昭和や平成時代の価値観で金額を設定すると、物価高続きの令和のご時世、子どももお年玉でほしいものが買えなくなってしまうという声も……。そうかと言って大人たちも物価高で日々の生活に四苦八苦しているわけで……、お年玉システムに頭を悩まされた方も多かったのではないかと思うのです。 そんなお年玉について、「子どもたちがもらったお年玉、そのあとどうしてる?」「子どものお金の管理どうしている?」という話題に先日友人となりました。今回はそのときのエピソードをお届けしたいと思います。