立憲・泉健太新代表が会見(全文2)「反対」より「推進」が前に出る訴え方も必要
消費税とれいわとどう向き合うのか
田中:フリーランスの田中龍作と申します。よろしくお願いいたします。泉代表は落選中、ホームレスの支援活動に取り組まれておられたということですが、ホームレスがごくわずかな現金収入があるわけですが、彼らが消費税でものすごく苦しんでいまして、私のインタビューに、刑務所に入ったほうが楽だというそういう人までいます。それで消費税ということで言えば、消費税という重要政策で言えば、消費税の廃止を訴えている山本太郎さんのところのれいわとはこれから新代表、どう向き合っていかれますか。つまり消費税とれいわとの向き合い方。 泉:ありがとうございます。枝野代表自身がおそらくというか各政党勢力と向き合ってくる中で、前回の総選挙の立憲民主党の政策というものも確定をしてきておりますので、そういった意味では現時点でわれわれの政党としてはその政策を背負っているというふうに認識をしております。ですので、出発点はその出発点からなのかなと思います。おっしゃるようにホームレスの方にとって消費税が一番きついということ、これはもう低所得の方であるほどきついということだと思いますので、われわれもやっぱりそういった面から前回は5%へ減税をするというところまで来ておりますので、その後さまざまさらに皆さまからのご意見、知見をいただいて政策を練り上げていきたいと思います。ありがとうございます。 司会:それではその次、中国新聞さん、それからフリー、【アオヤマ 00:27:36】さん、まだおられますかね、アオヤマさん、の順でいきたいと思います。どうでしょうか。 中国新聞:いいですか。 司会:どうぞ。
核兵器禁止条約への参加を拒む政府にどう臨むか
中国新聞:中国新聞の桑原です。このたびはおめでとうございます。個別の政策になってしまうんですけれども、核兵器廃絶政策について確認させてください。NATO加盟国のドイツが核兵器禁止条約のオブザーバー参加をする方向にかじを切りました。野党第1党の新たな船長として、アメリカの核の傘を理由に参加を拒んでいる日本政府にどういった姿勢で臨んでいきますか。 泉:ありがとうございます。われわれ立憲民主党は日本自身が核の傘に組み込まれているということが、この核兵器禁止条約に参加できない1つの理由だというふうによく説明はされますが、しかしやはりせめてオブザーバー参加、これはわが国政府、被爆国としてしていくべきだという立憲民主党の姿勢でありますので、これを堅持しながら、やはり政府に対しては、唯一の被爆国であり、むしろ世界の核廃絶運動をリードしていく役割が本来の日本の役割であるということを政府に伝え、また政策の転換を促していきたいと、そう思っております。