明確に決めている「4年目までにレギュラー」 ソフトバンクドラフト4位宇野真仁朗が描くビジョン
ソフトバンクからドラフト4位で指名された東京・早実高の宇野真仁朗内野手(18)が25日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸500万円で合意した(金額は推定)。 ■今オフ保留1号が…【22日の契約更改一覧】 「4年目までにレギュラー」という明確なビジョンがある。多くの高校生が、夏の全国高校野球大会が終わって一段落した9月上旬~中旬にプロ志望届けを提出する中、宇野は9月30日と遅めだった。直前まで大学進学と迷っていたためだった。それでも選択したのは、幼い頃からの夢だったプロ野球の道だ。4年目までにレギュラーという目標を設定しているのは「そこでレギュラーを取れれば、高卒で(プロに)行った価値になる」からだ。 福山龍太郎アマスカウトチーフは「(魅力は)やっぱりパンチ力。ユニホームも似合う野球顔で、プレーもアグレッシブ。良い野球人になりそう」と、高校通算64本塁打を放った右の大砲候補に期待を寄せる。 現在は「プロ野球のレベルの体じゃない」と、体作りに励んでおり、「ドラフトの時に指名された身が引き締まる思いは変わってない。本当に厳しい世界だと思うので、自分に甘えずここまでやってきているつもり。ここからもしっかり努力したい」とストイックな姿勢も光る。描いたビジョンを達成するため、いざプロの世界に乗り込む。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社