「ギャルにも政治に興味を持ってもらいたい」成人したゆうちゃみが語る心境の変化
民法改正により、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられた。“令和の白ギャル”として知られる、雑誌『egg』専属モデルのゆうちゃみさんも、2021年9月に20歳になり成人を迎えたばかりだ。最近ではモデルだけでなく、タレントとしてバラエティ番組やニュース番組にも出演するなど幅広い活躍をしているゆうちゃみさんに、成人してからの心境の変化や、自身が思う「大人になること」について聞いた。(Yahoo!ニュース Voice)
「世の中を知らずに生きるのは嫌」政治や経済に興味を持ち始めた
――ゆうちゃみさんが18歳だった頃について教えてください。 ゆうちゃみ: 当時は高校に通いながら、ギャル雑誌の『egg』でモデル業を中心に活動していました。『egg』に入る前から私もギャルだったんですけど、『egg』には良い意味で私よりも個性が強いギャルがいっぱいいて。「どういうメイクの仕方してんねやろ?」と周りのギャルを見ながら、夢中になってメイクの勉強をしていましたね。 ――昨年成人されましたが、その時の心境はいかがでしたか? ゆうちゃみ: 「もう10代じゃないんや」って。幼稚園の頃、20代のお姉さんたちとダンスをしていて「私が大人になるのはまだまだ先やろな」と思っていたんですが、いつの間にか20歳になって「自分がお姉さんの立場になったんだな」と思いました。見た目も内面も10代の時とは同じようにはいかないと思うんで、20歳なりの大人の意識や責任を持ちたいと思っています。 ――10代から20代になってみて、何か違いは感じますか? ゆうちゃみ: 幼稚園の頃から最近まで「テレビに出て有名になりたい」「目立ちたい」としか思ってなかったんですが、いまはその頃と比べると成長したし、性格もすこし落ち着いた気がします。いまも毎日元気は元気なんですけど、10代の時の元気と20歳の元気は全然違うというか。20代の元気さは、ちょっと周りの空気を読んでいる感じかな。 ――成人して新たに興味を持ったことはありますか? ゆうちゃみ: あと19歳から20歳にかけて、ニュース番組に出させてもらう機会が増えたんで、それをきっかけにニュースをめっちゃ見るようになって、政治にもめちゃくちゃ興味を持つようになりました。 それまでは政治とか興味ないし、関係ないと思っていたんですけど、選挙権も18歳に引き下げられたりしたし、大人になるのに「世の中ってどうなってるかわからずに生きているの嫌やな」と思い始めて。そこから経済や政治がどうなっているのかを知りたいって気持ちに火がつき「日本っていまこんな状態なんや」「じゃあ自分が協力できることは何かな」と考え始めるようになりました。自分がこういうことに興味を持っていることを発信をすれば「若いファンの子とかにも政治に興味を持ってもらえるのかな」と思ったりもしています。