10代の頃はバカにされっぱなし、20代の頃は何もできないダメ社員…それでも「天職=芸能人」を見つけた“ひょうろく(37)の逆転人生”
今やCM依頼が殺到…2024年、突如ブレイクを果たした芸人で俳優のひょうろくさん(37歳)。バラエティ番組、YouTube、ドラマなどさまざまなフィールドを器用に渡り歩く彼だが、実は10~20代の頃は自分の持ち味がわからず、人に流されるがまま生きていたころも。そんな彼がいかにして、芸能人という天職にたどりつき、ブレイクを果たしたのか? インタビュー前編をお届けする。(全2回の1回目/ 後編 を読む) 《大変身!》雑誌の企画で「沢田研二(76歳)」ソックリになったひょうろくさん(37) ◆◆◆
バカにされてばかりだった少年時代
――ひょうろくさんって、どんな子供だったんですか。 ひょうろく 家でも外でも、あまり喋らない子でした。教室では端っこの方にいるような、ちょっとおとなしい感じだったと思います。 ――バレーボールをずっとやっていたとか。始めたきっかけは何だったのでしょう? ひょうろく 5歳上の姉と3歳上の兄がやっていた流れで、小学校1、2年生ぐらいから、気づいたら自分もやってて。あ、でも運動神経は全然良くないんですよ。中学校の時はセッターで、そんなに身体能力はいらないポジションだったし。 ――でも、バレーボール推薦で鹿児島工業高等専門学校に入学したんですよね? ひょうろくさん チームメイトがすごくうまかったみたいで、僕はラッキーなだけ。高専時代はずっとバカにされてましたね。 ――バカにされて…? ひょうろく まぁ色々ですね。見た目もそうですし、顔とかも。 ――それは…直接的に何か言われたり? ひょうろく そうですね。暴言っていうか、顔がブサイクとか、頭が悪いのをバカにされたりとか。スポーツ推薦なので、頭は実際よくなかったんです。ずっと下から4番目とか3番目とかで。 ――いじめでは? ひょうろく ああ、受け取り手によってはそうだと思います。普段は仲が良い人たちが言うから、最初のうちはどうしてそういうことを言うのかわからなくて。 当時は、自分でも顔が変だとわかってなかったので、何が起きているのか混乱して。慣れるまではめちゃくちゃ傷つきましたけど、慣れたらどうということもなくなって、「いやいやいや…」って、適当にかわしていました。 ――慣れて…反論はしなかったんですか? ひょうろく 「やめて」って言うのもなんか違うなと思ってたんですよね。向こうも悪意はないというか、冗談でイジってるのはわかるんです。ただ、こっちがスルーしても、周りの反応は止められない。だったら自分が変わるほうが手っ取り早いというか。 ――高専卒業時、進路に関してどう考えていましたか。
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