大阪府・吉村知事「あきらかに感染再拡大の兆候がみられる、増加のトレンドに入った」
政府は8日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、東京都に4回目となる「緊急事態宣言」を発令することを決定。沖縄県の緊急事態宣言の延長、大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県の「まん延防止等重点措置」の延長も決定した。いずれも期間は今月12日から8月22日までとなっている。これを受け、大阪府では同日午後に「第55回新型コロナウイルス対策本部会議」が開かれた。 【中継】大阪府が新型コロナ対策会議 「まん延防止」延長で対応は?(2021年7月8日)
大阪府の会議では、冒頭で吉村洋文知事が「新規感染者の状況ですが、あきらかに感染再拡大の兆候がみられるというのが現状です。感染状況としては感染再拡大の傾向が明らかにみられる、増加のトレンドに入ったと思います。あとはこの増加のスピードをいかに抑えていくかが重要になってくると思います」と述べた。
また「基本的にはこれまでお願いしている中身を継続してお願いするということになろうかと思います。その中でも現状、緊急事態宣言措置から事業者のみなさん府民のみなさんの協力でグッと抑えているところもあります。社会経済の活動と感染対策をなんとか両立させていく。合わせて感染の急拡大を起こさせないことが重要と思っております」と話していた。