5人の子育て家庭 からあげの肉は1キロ必要「何買っても高い…」国に望む子育て支援とは【衆院選2024】
CBCテレビ
10月27日投開票の衆院選。「少子化対策」につながる子育て支援は、各党とも公約に力を入れています。では、子育て支援で国にどんなことを望むのか。名古屋の街で聞きました。 【写真を見る】5人の子育て家庭 からあげの肉は1キロ必要「何買っても高い…」国に望む子育て支援とは【衆院選2024】 (30代)「子育て支援しますと言うけれど、そこまでされていないかなというのが実際のところ。具体的な助成、例えばおむつの助成券を出してほしい。そういう生活に直結するような支援を」 (30代)「子どものために頑張ってほしい。先に産んでいる家族や友達から『しんどい』という声が多かった」 (若狭)「何がしんどい?」 (30代)「お金の面」 今回の衆院選で各党が打ち出している「子育て支援策」。教育の無償化や児童手当の支給などの公約を国の未来のため、少子化対策につなげなければなりません。 そこで、愛知県豊田市で5人の子育てをする、家族の暮らしを取材しました。 ■からあげの肉は1キロ「何買っても高い…」 おじゃましたのは小林さん一家。中2、小6、小3、年長、2歳の5人の子どもがいます。 (母 小林恵さん 35歳) 「ありがたいことに、お米は夫の実家で作っていてそれを頂いている。でもすごく食べるので、食費だけで月10万くらい。物価高で何買っても高いのは苦しい」 この日の夜ご飯は、チャーハンと唐揚げです。7人家族となると、唐揚げの肉は1キロ必要。 お金がかかるのは他にも… ■“14年おむつを買っている” (恵さん)「おむつ。上の子が中学2年生で下が2歳。その間ずっとおむつを買っている状態。14年ぐらい」 (父 直樹さん 36歳)「2セットで安く売っているところを狙ったり、ポイントがつく薬局に買い物に行く。1回ではそんなにかもしれないが、積み重ねていくとすごい金額に」 小林さん夫婦は共働きです。5人の子育てについては。 (直樹さん)「(子どもたちが)成長していく姿を見るのが今の息抜き。どうしても自分のことよりは子どものこと。でもそれを見るのが楽しみ。うちは子ども5人いるのは、周りの協力があってのこと。周りの協力がないと一人で手いっぱいなのかな」