「美味すぎる」「最高のごちそう」大原沖のショウサイフグ!
大原沖のカットウフグ釣りが絶好調とのウワサを聞きつけ、千葉県大原港の船宿『長福丸』へと向かった。水深の浅い場所で数が出ており、さらにメインのショウサイフグ以外にヒガンフグ等も顔を出しているようだ。釣り味だけでなく、〝超絶品〟な食味もフグ釣りの大きな魅力。船中の釣果を撮影しつつ、記者も竿を出してみることに・・・。 【画像】竿頭(船中で一番釣った人)はこのお方!その数、49匹!
船宿までのアクセスと受付・乗船について
大原港『長福丸』へのアクセスは様々なルートがある。東京方面からだと湾岸線もしくは京葉道路経由、横浜・川崎方面からだとアクアラインもしくは圏央道経由。最寄りのICは市原鶴舞IC、茂原長南IC、東金九十九里有料道路出口になるが、いずれも約40分程度で船宿まで到着する。船宿の横が駐車場になっているほか、仮眠室(無料)や温水シャワー(無料)などの施設も完備されており、サービスが充実している。 受け付けは乗船名簿に必要事項を記入し、釣り座の番号札を受け取って待機。車の鍵は船宿さんに預けて置く仕組みで、釣り道具は軽トラで船の前まで運んでくれる。その後、乗船時に氷やエサの配布があるので受け取ってから乗船する。番号札は乗船が完了した後、回収となる。
カットウフグ釣りのタックルセッティングについて
竿はカットウフグ専用の竿かカワハギ竿の代用でOK。オモリは25号が基準なのでしっかりとシャクれる竿をチョイスする必要がある。リールは小型もしくは中型の両軸リールに、1.5号前後のPEラインが基準となる。小型電動リールを使う人もいる。 船宿推奨の仕掛けはカットウ針が2段仕様で、エサ付け針はシングルが基本となるが、自作する方も多くカットウ釣りの楽しみのひとつにもなっている。カットウの部分を〝喰わせ〟のチラシ針仕様にしているものも最近多くみられる。 エサは「アオヤギ」が周辺エリアの名物になっていたが、不漁につきアルゼンチンエビなど東京湾内の湾フグと同様のエサが販売されているほか、ホヤもあるので使い分けて試してみると良いだろう。また、寒い時期は防寒グッズも必須。釣果にも影響するので、グローブやブーツ、靴下、カイロ等は必ず準備して挑んでいただきたい。