大阪市・松井市長が定例会見4月1日(全文1)聖火リレー、この状況でできるの?
ブレーキを緩めるのが早過ぎたのでは?
横田:フリーの横田一ですけども、ブレーキを緩めるのが早過ぎたんじゃないかと、緊急事態宣言解除が早過ぎたんじゃないかと反省はされてないんでしょうか。今後の対応を見直すお考えはないんでしょうか。 松井:緊急事態宣言の解除を要請したときのコロナ感染指標、さまざまな指標を見れば、あの時点で要請することは時期としては適当だったと思います。 横田:解除するタイミングが早過ぎたと、結果的に感染拡大を招いたことについてはどう受け止められて、今後どう対応を変えられるお考えですか。 松井:だから、感染時期を早過ぎたとは思ってないんで。あの時点で感染者の日々の感染者数、それからベッドの稼働率、陽性率、こういうものが大阪モデルの赤から黄色に変わっておりました。政府の指標、ステージについても、ステージ4から3に移っており、感染者数も下がり基調になっておりました。従って、あの時期に緊急事態宣言解除を要請したのは、時期としては適当だったと思っています。 横田:結果的に感染拡大を招いたことを受けて、今後どうされるとお考えなんですか。 松井:だからまん防を要請します。 横田:それで十分だと、緊急事態宣言をまた再発令するべきだという声もありますが、それは。 松井:これはやっぱり、これ、誰が言っているのか、もう無責任なコメンテーターさんとか、横田さんのように無責任なジャーナリストが言ってるかもしれないけど、やはりこれは協力をしてもらわなければなりません。市民の皆さんに、住民の皆さん、で、協力する限りは納得してもらわないと、納得。 今まだ全ての数字がステージ4ではありません、この大阪の感染症の指標が。その全てが4になってないのに、そのルールを逸脱していきなり緊急事態ですか。緊急事態っていうのはそういう知事や市長、そして政治家の胸先三寸で決めるものなのかと。それじゃあ住民の皆さん、納得しませんよ。やっぱり協力いただくためにはそういう形を受け入れてもらう、納得して受け入れていただくことが大事ですから、今の時期はまん延防止等措置をする時期です。 横田:あとすいません、丸山知事は聖火リレーに加えて、五輪自体の開催に反対していると。海外からの観客がなくても数万人規模の方が、選手団、関係者の方が来て、変異種もあるので、今の体制では開催するべきではないんじゃないかと、感染拡大のリスクを招くんじゃないかとおっしゃっているんですが、松井市長のお考えは。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見4月1日 全文2に続く