大阪市・松井市長が定例会見4月1日(全文1)聖火リレー、この状況でできるの?
知事と市長は意識を共有しているのか
産経新聞:すみません、産経新聞、矢田です。聖火リレーの件でたびたび。まん防を適用するというふうに知事が判断されたわけですけれども、この段階でやはり聖火リレーというのは、中止すべきというのは、お2人の間での共有した意識だったということでよろしいでしょうか。 松井:この感染状況を見れば、われわれ2人じゃなくても、ちょっとこれ、聖火リレー、この状況でできるの? っていう、そういうのは誰しもが感じるところだと思います。 産経新聞:この中止すべきというのは、どの段階での判断? 松井:これ、最終的には先ほど吉村知事から連絡で、正式に中止ということを発表しました、いうことです。 司会:ほかにございますでしょうか。【時事、あ、ごめんなさい、***** 00:09:56】。
USJでの成人式はどうするのか
時事通信:時事通信、岸本と申します。ちょっと関連なんですが、USJでの成人式は5月中下旬に予定されているとおっしゃっていましたが、それに関してはいかがでしょう。 松井:今のところ、まん防の国からの指定期間というのは、5月の6日までということで、情報をいただいてますんで、今、成人式についてはそれ以降の形で日程調整してますから、なんとかこのまん防で感染拡大を抑えて、もう一生に一度の成人式なんで、なんとかやらせてあげたいと思ってます。ただ、それはもう感染の状況次第です。 もし、これはいろんな状況の変化というのがあるでしょうから、われわれとしてもUSJさんと絶えず連絡を取りながら、柔軟になんとか対応していきたいとは思いますけども、現状ではまん防期間後なんで、今はこのまん防の間になんとか抑えて、成人式は実施したいと思います。 司会:毎日新聞。
府や国に求めてることがあれば教えて
毎日新聞:毎日新聞の【タバタ 00:11:13】です。まん延防止等重点措置ということなんですけれども、市のほうで何か対策について、コロナ対策について今後強化されていくようなことがあるのかということと、府のほうに、府や国のほうに求めていくことがあれば教えてください。 松井:これは、府と協力しながらしっかり対策をしていただいているかどうかというのを、もう全てのお店に、そういう見回りというか、そういう形のチーム、今も大阪府でやってもらってますけれども、ちょっとこれはマンパワーからいって非常に脆弱な部分、ありますから、府市一体でそれをしっかり強化をしながら、各お店で、これはまん防で、知事はさまざまなマスク着用義務とか、命令もできますから、それに沿った形でお店の協力をしっかり要請するためにも、チェックしていきたいと、こう思ってます。 毎日新聞:緊急事態宣言が2月末に解除されてから、およそ1カ月でまん延防止等重点措置というのが、なりそうなんですけれども、市長、これまでブレーキとアクセルを踏み分けながら、そろりそろりと経済を回していくということで、方針でやられてたかと思うんですけれども、これについては今後、感染の拡大が、ちょっと今回、してしまったわけなんですけれども、この対応についてさらにもっと、前回は数十人まで減らしたと思うんですけれども、府内の感染が1日にということで。もっと抑えていったほうが良かったというふうに今はお考えなのか、それとももう少し、今回、緊急事態宣言が解除されたことによって、何かほかの変化があって想定外のことが起きたっていうお考えなのか、そこら辺どうでしょうか。 松井:いや、こういう形で、これ、感染症ですから、人の動きをやっぱり止めることによって感染者数は減少し、人が動き出すことで感染者が増えることは、これはもう想定内です。昨年の12月から第3波といわれるような形で感染者が増えてきて、それで国の指標、そして大阪モデルにおいても緊急事態を宣言せざるを得ない、さまざまな指標となりました。 ただ、その指標が、国においてステージ4からステージ3に下がってきたときは、その指標を見て、皆さん協力していただいているわけだから、大阪モデルで赤信号から黄色信号に変わってくれば、これはやはり規制というのは、緩めていくのは当然だと思います。でないと、住民の皆さん、府民、市民の皆さんも、協力して下がってきたのに、緊急事態を継続というのは、基準はなんなのということになります。