革靴、ビジネスシューズを修理に出す最適なタイミングとは? 修理方法や長持ちさせるコツを解説
気づいたら消耗してしまっている、ビジネスシューズ。お気に入りの靴や大切にしている靴は、いつまでも履きたいものだが、「なかなか定期的にケアできない」「履けないものは、大掃除でまとめて処分する」という人も多いのでは? 靴は普段からきちんとお手入れすれば長持ちさせることができるし、パーツなどが傷んできても修理をすれば寿命を延ばすことができる。そこで今回は、靴を修理に出すタイミングや修理内容に加え、靴を長持ちさせるコツについて、解説していく。 【衝撃画像】「まさか…」こんなところに? お風呂場のカビが消えない理由は!?
■ソールやつま先を細かくチェック!靴の修理が必要なタイミング
革靴やスニーカー、パンプスなど、大抵の靴は基本的に修理をすることが可能。ただ、適切なタイミングで修理に出すことが重要なので、「こんな症状が現れたら修理に出すべき」というポイントを3つあげて、解説していく。 【ソールがすり減ってきて歩きづらい】 ソール(靴底)の中でも歩く度に地面と接する前底やかかとの部分は、最もダメージを受けやすい場所の1つ。前底やかかと部分がすり減ったままで履き続けると、滑りやすくて次第に歩きづらくもなるはず。靴の土台自体を傷めてしまう場合もあるので、すり減ってきたと感じたら早めに修理に出してほしい。 つま先が削れてきた つま先部分も歩いているときに地面との摩擦によって細かい傷がつきやすい。つまずいたりぶつけたりといったアクシデントも、つま先に傷がつく原因となる。つま先は削れや傷が外から 見えやすいパーツなので、見栄えが悪くなってきたら修理に出すのがオススメ。 【インソールの汚れやニオイが気になる】 足の裏は汗腺が多く、1日にコップ1杯分の汗をかくと言われている。そのため、インソール(靴の中敷)には多くの汗が染み込み、気づかぬうちに雑菌も繁殖しやすい。また、インソールの汚れはカビやニオイの原因となるので、汚れが気になる場合はインソールの交換修理をするといいかも。インソールが破れたり劣化したりした際も交換で対応できる 「靴は服と違い、洗濯で気軽には洗えません。しかし、定期的にブラシをかけたりシュークロスで磨いたりすることで“きれいな状態”を保ちやすくなります。 例えば革靴の場合、ブラシで汚れを落としてからクリームをつけて磨けば革のツヤを取り戻せます。お手入れ方法は革の種類によっても変わってくるため、自分が持っている靴の形状や素材を確認して、“週末のこの時間”とお手入れするタイミングまで決めて、定期的に汚れや痛みをチェックし、修理に出すタイミングを見極めましょう」