市販の風邪薬と、医者でもらえる風邪薬はどこが違うの? 診察代などを考えたら、市販薬のほうがお得?
出典:各クリニック公式サイトの情報をもとに筆者作成 初診を受けて薬を処方されるパターンでは、およそ1000~2000円の費用がかかることが分かりました。なお、市販の風邪薬は10日分で1000円前後から販売されています。病院で処方される薬は、医師が診察を通じて症状や体調に合わせた薬を選定しているため、より適切な治療が期待できます。 一方、市販薬は万人向けに作られており、個別の症状や体質に特化していないため、効果が限定的な場合もあるでしょう。つまり、治療効果を重視するのであれば、病院での診察と処方は費用に見合う価値があるといえます。 費用面や利便性を重視する場合は市販薬、確実な診断と適切な治療を求める場合は医療機関を受診するなど、状況に応じた選択が大切です。特に高齢者や持病がある方、症状が複数ある方は、自己判断を避けて、医師の診断を受けることが望ましいでしょう。
風邪薬の市販薬と処方薬の価格は大きく変わらないと考えられる
市販薬と処方薬にはそれぞれ特徴があり、軽い症状には市販薬が便利で、費用も抑えられる場合があります。しかし、症状が重い場合や診断が必要な場合には、処方薬のほうが高い効果を得られる可能性が高いでしょう。 もっとも、風邪薬においては、処方薬と市販薬の価格差はそれほど大きくないため、症状の重さや受診歴に応じた賢い選択をすることで、効果的かつ経済的な治療にできることでしょう。 出典 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 Q1 医師が処方するくすりと市販のくすりはどのようにちがうのですか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部