『SEMAショー2024』の主役たち ド派手なカスタムカー 41選 後編
シボレー・インパラSS(1962年)
この美しいインパラは、カリフォルニア州オレンジのオールド・アンヴィル・スピード・ショップがオーナーのエリック・サス氏のために製作したものだ。ユニボディ・シャシー、ハンドメイドのアルミバンパー、カスタムフードスクープ、スポイラー、ディフューザー、CNCのカスタムインテリアパーツを装備している。
アストンマーティンDB5(1965年)
映画『007』シリーズでおなじみ、クラシックなDB5をユニークにアップデートしたものがこちら。カリフォルニア州レディングにあるケビン・ケイ・レストレーションズ社は顧客の依頼により、オリジナルの右ハンドルのDB5から公道走行可能なマシンを製作した。 光と音付きのプロップガン、防弾シールドとガラス、フロントとリアのオーバーライダー・ラム、回転式ナンバープレートなど、作動する仕掛けが盛り込まれている。これらすべてを制御するコンピューターはラズベリーパイで、アップルウォッチからアプリで操作可能だ。
レネゲードRVベラクルス(2024年)
巨大な屋外展示スペースに置かれていたベラクルスは、リキッドスプリングのレベリングシステムを搭載したエレベーション・オフグリッド・ブラック・エディションというシャシーで作られている。ベースはフォードF-550で、最大250Lの燃料、284Lの真水、167Lの中水を積載可能だ。タイヤの空気を抜いたり入れたりするBluetoothの車載エア・システム、メープル材のキャビネット、41インチのグッドイヤー・タイヤ、ホームシアターも装備されている。
フェラーリ308 GTSi(1980年)
1990年に米国から輸出された後、288 GTOスタイルのボディパネルを装着してアートスポーツ社が日本で製作したIMSA GTU仕様のレーシングカー。米国に戻るまで20年間日本で過ごし、最後にオーナーが変わったのは3年前だった。現在のオーナーは、テキサス州クレッソンのGSpeedでオーバーホールの一環として、新しいペンスキー製ダンパーを装着している。
トヨタ・ピックアップ(1989年)
この「トーフ(豆腐)」と名付けられた車両は、オーナーのジョージャ・エリン・シルバ氏が新たに製作したもの。新品のトヨタ22REターボエンジンを搭載している。ピックアップトラックだが荷台がなく、露出したシャシーは精巧に仕上げられ、ホッポーズ・カスタム・サスペンション・ワークス社によるエアライド機構の部品が見える。キャブには1959年型インパラのダッシュボードが使用され、それにマッチした内装が施されている。