「攻め込まれたらおしまい」大阪市・松井市長が定例会見5月26日(全文2完)
大阪市の松井一郎市長は26日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年5月26日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年5月26日) ◇ ◇
合意形成に疑問符が付いているのではないか
大阪日日新聞:今の署名活動の関連ですけども、影響を与えない手続き上のことを進めていくというお話でしたけれども、認定に当たって住民の合意形成というのが1つ大事な要素になっていると思うんです。その部分で、署名活動が、まだ精査が必要とはいえ、住民投票にかけることのできる、15万を超えているということは、合意形成について疑問符が付いているんじゃないかと思うんですけども、そこを踏まえて、なんかされていくというお考えなんでしょうか。 松井:うん。これは丁寧に説明するしかないと思います。 大阪日日新聞:実際、説明会の部分が、新型コロナウイルスの拡大のせいではあったんですけれども、不十分で終わってしまったということがありましたけど、今後、丁寧に説明されるというのは、具体的に何か、どういうふうにされていかれるというのはあるんでしょうか。 松井:これから国で認められた段階においても、住民の皆さんの懸念である、先ほど言った依存症対策とか、こういうものはしっかりと、さまざまな広報媒体も使いながら、市民の皆さんに、丁寧に広報していきたい、説明していきたいと思います。それから住民説明会、あれだっていうけど、住民説明会来ていただいている数は、会場の定員以下の方しか来てもらっていなかったんでね。そういう意味で言うと、説明が全て不十分とまでは、僕は言えないと思います。
もっと説明してほしい人が多いのでは
大阪日日新聞:会場に来られた、来られない、いろいろな事情があったとは思うんですけれども、署名活動でこれだけ一定集まったということは、やっぱりそれなりに、もっと説明してほしい人が多いということだと思うんです。 松井:だからそれは今まで僕自身が選挙のときも説明しましたし、それから今、大阪市においては公聴会もやりましたし。だからこれが、今、国に申請している中で、国でそれが認められれば、やはりもっと具体的に、こういうものができるという、そういうふうに説明していきたいと思います。 大阪日日新聞:ギャンブル依存症の対策のところはこれからも説明していかれるということだったと思うんですけれども、監査請求の中でもう1つ大きなテーマになってたのが夢洲の土地改良の問題だったんですけども、ここら辺りも含めてこれからも説明していかれるということでいいんでしょうか。 松井:うん。それはやっぱり役所として、どんなことでも説明を尽くすのは当然です。ただし手続きとしては、議会制民主主義の中で議決をいただいて物事を動かしていくというのが、われわれに与えられている使命というものです。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。ほかにいらっしゃいますでしょうか。ではフランス10さん。