ワクチン副反応「1443件の相談受け付け」名古屋・河村市長会見8月22日(全文1)
日本のプレゼン力は相当低下
市としても言いたいことを言わないかん、本当に。こういうことでは進んでいかせないかん。日本中に広げたいんですよ、こっちは。日本で、子供が1人も死なせない日本にならんかというのが目標ですので。ということがございまして、私が言ってもええですけど、どっちからしゃべらせるか。副市長のがあれですから。あれいうのはおかしいけど。じゃあ本人のほうから、ひとつ。 松雄:マスコミの皆さん、成果っていう形でご質問いただきまして、どうもありがとうございました。ロスと、1959年に名古屋市と姉妹都市を提携しまして、一番古い都市でございますので、さらに公金で出張させていただいた、そしてコロナ禍での出張ということでありますから、私もなんとか成果を持ち帰りたいと、こういうような意気込みで出張させていただきました。 1週間ありますけれども、まず感じたことは、アメリカはナンバーワンの国なんですけれども、日本の存在感といいますか、プレゼン能力といいますか、プレゼン力ですね、やっぱり相当低下しているなと。韓国、中国の台頭っていうのもありますので、やっぱり日本、もっと頑張らないかんなというのが第一の感想でございます。その一方で、ロサンゼルスの中には、経済は相当戻っておりますけども、ホームレスが増え、それから水問題が深刻化されるというようなことも、あるいは道路のコンクリート打ちっぱなしということがありますので、やはり日本のまちづくりの優位性ということも肌で感じてきたわけでございますので、姉妹都市、フィフティーフィフティーでありますので、やっぱり日本・名古屋のいいところについてはちゃんと主張すべきだというように感じた次第でございます。
日本の教育はアメリカより相当遅れている
それから何年間、コロナで名古屋とロサンゼルスの人脈が途切れているといったこともありますので、もう1回しっかり人脈を確認する、維持するということも大変大きな目的でございましたけれども、これはお互いそれぞれ抱き合いながら、関係、人脈というものは受け継ぐことができたというふうに考えております。名古屋まつりにもロサンゼルスのクイーンが来ていただいておりますので、そうしたことについても確認をできたということでございます。 それから大きな目的は、ロサンゼルスのやっぱり教育について、どういう現状なのかといったことについて教育長と共にあらためて見てまいりました。結論から言いますと、やっぱり河村市長の問題意識っていうものが、われわれ自体も分かってはいたんですけども、あらためて認識をできたというふうに思っております。言葉を換えれば、日本の教育っていうのはアメリカの教育に対して相当遅れとるいいますか、子供たちに対して投資をしていくということが遅れているというのが率直な感想でございます。 教科を教える先生と、それから心をケアする先生、そしてさらには人材を、キャリア教育を当たる先生がチームになって当たってるというようなことがございまして、アメリカが中心に、そういう人材の教育がどんどん進んでるっていうことは、その一端は教育のシステムの違いにあるんじゃないかということは肌で感じたわけでございます。その成果については教育委員会ともんで、名古屋の教育改革に実施していきたい、導入していきたいと、こういうふうに思っております。 それからロサンゼルス市長の名古屋訪問についても少し言及をさせていただきたいと思います。ロサンゼルスとは長い姉妹都市関係がありますけれども、さかのぼって言いますと2006年のビラレイゴウサ市長以来、名古屋には訪問がございません。16年間、訪問がないということなもんですから、私ども、市長が名古屋に訪問していただきたいということは悲願でございました。ただ、今回の渡航に当たりましては、ロサンゼルス市長が名古屋にお越しになるっていう情報はまったく得ずに、向こうにまいりました。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見8月22日 全文2へ続く