「自分もかなりの不安を抱えていた」「重圧に押しつぶされそうな心境が…」黒田剛監督が”勝てなかった時期”の真情を吐露【FC町田ゼルビア】
「選手たちも正解が何かを見失いながら… 」
2024年11月9日、FC町田ゼルビアが国立競技場でFC東京を一蹴。白崎凌兵、オ・セフン、相馬勇紀のゴールで3-0と下し、リーグ戦で6試合ぶりの勝利を飾った。試合後の公式会見では、黒田剛監督も安堵の表情を浮かべつつ次のようにゲームを振り返っている。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 「“聖地”国立競技場、4万人以上のお客さんが来てくれた中、選手たちがしっかりと地に足をつけて戦ってくれたことを誇りに思います。ここまでの5試合、引き分けを挟めどなかなか勝点3という結果を残せず、自分もかなりの不安を抱えていましたし、選手たちも正解が何かを見失いながら足踏み状態が続いていました。それでも我々のやるべきサッカーを振り切って、ミスを恐れずやっていこうと。そうやって選手を奮起させながら今日を迎えました」 その成果がFC東京戦での勝点3だった。 「(この日は)4バックから3バックに変更(3-1-4-2システム)して、相手の特徴をしっかりと消しながら我々のストロングポイントを出すという戦い方で、多少メンバーもいじりながら戦いました。ゲームを通じて、果敢にプレーしてくれた選手たちの姿が目に焼き付いていますし、これぞ町田の魂なんだというのをプレーで表現してくれました」 ファン・サポーターに久しぶりに“強い町田”を見せられたことに、黒田監督は満足しているようにも、ホッとしているようにも見えた。 「FC東京戦前の5試合では意図する結果を届けられませんでした。この期間、不安と重圧に押しつぶされそうな心境が、我々スタッフも選手もあったと思います。ただ、これだけのお客さんの前で無失点、しかも3点を取って勝てたので、肩の荷が下りたというか、今までの苦労が解放されたような感じでした」 そう真情を吐露した黒田監督にとって、この日の勝利が特別なものになったに違いない。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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