「終わってしまったのが信じられない」前回女王の須崎優衣が初戦で敗れ連覇を逃す
【本文】◇パリオリンピック2024 レスリング女子フリースタイル50キロ級1回戦(大会12日目=日本時間6日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】パリ五輪に向けて練習を続けてきた須崎優衣選手 東京五輪で金メダルを獲得し今大会連覇を目指した須崎優衣選手がパリ五輪の初戦で敗れ、大会連覇の夢が途絶えました。 インドのビネシュ選手との初戦。第1ピリオドは互いになかなか得点が奪えない状態でしたが、ビネシュ選手が消極的ということで須崎選手に1ポイントが入り0-1で第1ピリオドを終えます。 第2ピリオドでも須崎選手は終始攻め込むと、ビネシュ選手が再びの消極的ということで1ポイントが須崎選手に入り0-2。そのまま試合も進み残り時間10秒、後が無くなったビネシュ選手がタックルに来ると須崎選手が倒され、バックにつき2点を奪われてしまいます。その後は須崎選手がポイントを奪うことができず最後にポイントを取ったビネシュ選手が勝利。前回女王の須崎選手が初戦で敗れてしまいました。 初戦で敗れた須崎選手は「このオリンピックは私だけの夢じゃなかったので、今回本当に家族とか会社の皆さんとか友達とか本当にたくさんの人が来てくれていたので、本当に申し訳ない気持ちです。ここで終わってしまったのが信じられないです」「この3年間、本当にいろんな人に支えてもらってここまでやってきたんですけど、本当に私1人じゃなくてみんなの努力も無駄にしてしまったので本当に申し訳ない気持ちです」とコメントしました。